2023年5月1日を持ちまして、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズのTwilioリセール事業が終了したため、本記事に記載されている内容は正確ではないことを予めご了承ください。
はじめに
この記事は、中京テレビハッカソン(Hack-Chu)2018で要望があったため作成したサンプルです。
実行するためには、Twilioのアカウントが必要です。
Twilio Functionsとは
Twilio Functionsは、Node.jsで書かれたコードを、Twilioのサーバー上で実行するためサーバーレスアーキテクチャです。
Twilioの管理コンソールのRuntimeメニューの中に、Functionsというメニューがあるので、その中から作成します。
また、この記事のコードを実行するためには、FunctionsのConfigureの設定で、「Enable ACCOUNT_SID and AUTH_TOKEN」にチェックを入れてください。
サンプルコード
exports.handler = function(context, event, callback) {
const twilioClient = context.getTwilioClient();
twilioClient.calls.create({
from: '+8150XXXXXXXX', // Twilioで購入した番号
to: '+81X0XXXXXXXX', // 発信先電話番号(E.164形式)
url: 'https://example.com/twiml.xml' // 相手が応答した時に実行したいTwiML
}, function(err, result) {
if (err) {
callback(err);
} else {
console.log(result.sid);
callback(null, result.sid);
}
});
}
修正する箇所は以下の3ヶ所です。
from: 発信者番号です。ここはTwilioで購入した番号だけが指定できます。
to: 発信先の番号です。E.164形式で指定してください。
url: 相手が応答した時に実行したいTwiMLを返すためのURLを指定します。
urlの指定部分は以下の記事も参考にしてください。
https://qiita.com/mobilebiz/items/dc2d3cad76760d39c967