2023年5月1日を持ちまして、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズのTwilioリセール事業が終了したため、本記事に記載されている内容は正確ではないことを予めご了承ください。
はじめに
Twilio Functionsから、obnizのRest APIを呼び出す方法を試したので、記録のために記事にしておきます。
obnizのセットアップ
obnizのセットアップ方法については、こちらの記事をご参照ください。
Twilio側の準備
- 管理コンソールにログインします。
- スライドメニューのRUNTIMEから、Functionsを選択します。
- さらに、Configureを選択します。
- Dependenciesの赤い+アイコンを押して、以下のモジュールを追加します。
NAME | VERSION |
---|---|
obniz | 1.10.0 |
(重要)
obnizのnpm最新バージョンは1.11.2ですが、1.11.xを選択すると、Twilio側のデプロイが失敗してしまいますので、必ず1.10.0を選択してください。

- SAVEボタンを押して、設定を保存します。
- 左側のメニューから、FunctionsのManageを選択します。
- Runtimeメニューの中から、Manageを選択します。
- 赤いプラスアイコンをクリックするか、「Create a new function」を選択して、新しいFunctionを作成します。
- New Functionダイアログでは、Blankを選択し、Createボタンを押します。
- FUNCTION NAME欄に「restapi」、PATH欄に「/restapi」と入力します。
- CODE欄に予め書かれているコードをすべて削除し、以下のコードを貼り付けます。
const Obniz = require('obniz');
exports.handler = function(context, event, callback) {
const obnizId = 'XXXX-XXXX';
const obniz = new Obniz(obnizId);
obniz.onconnect = async () => {
obniz.display.clear();
obniz.display.print('Hello World.');
await obniz.wait(500);
callback(null, 'OK');
};
// callback(null, 'OK');
};
- 4行目は、ご自分のobnizのIDに置き換えます。
- SAVEボタンを押して、コードを保存します。
- しばらくして、デプロイ完了の緑色のバナーが表示されたら、作業はすべて終了です。
(重要)
エラーマークが表示されてしまいますが、コードは実行できるので気にせずSAVEしちゃいましょうw
テストしてみる
- 今保存したFunctionのPATH欄の右側にあるコピーアイコンを押して、URLをコピーします。
- ブラウザで別のタブを開き、コピーしたURLを開きます。
obniz上に「Hello World.」と表示されれば成功です。