いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
今回は11/08(金)に参加したfreee × ラクス プロダクトマネジメントに向いてる人はどんな人?現役PdMに聞いてみよう!の参加イベントレポートとなります。
初見の方でもわかるように記事を執筆いたしますので、金曜日の息抜きとして読んでみてください!
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本記事はfreee主催**freee × ラクス プロダクトマネジメントに向いてる人はどんな人?現役PdMに聞いてみよう!**のイベントレポートとなります。
目次
- 読んでもらいたい読者層
- 参加したきっかけ
- イベント概要(connpassより抜粋)
- LTその1 Session 1「ラクスの製品と組織について」
- LTその2 Session 2「freeeの製品と組織について」
- LTその3 パネルディスカッション「PdM のバックグラウンドとキャリア
- 懇親会
- まとめ
読んでもらいたい読者層
この記事を目にした方はぜひ読んでもらいたいと思いますが、特に次のような方に読んでもらえればありがたいです!
- プロダクトマネージャー・プロジェクトマネージャーという職種に興味がある方
- プロダクトマネージャーとしてどのような役割を果たす必要があるか模索している方
- とりあえず、イベントレポートを読んでみたいもの好きな方
参加したきっかけ
イベントに参加したきっかけとしてたまたまconnpassに投稿されていたので目に入ったのがあります。そのうえで、個人的にプロダクトマネージャーとしての働き方に興味関心がありましたので、本イベントがぴったりだと思い、参加してみました!
※個人的にfreeeとラクスが共同主催しているのが一番のビックリポイントでした!!
イベント概要(connpassより抜粋)
プロジェクトマネージャーはビジネスと技術の両方の知識が必要なプロダクトにとってとても重要な役割です。
業務アプリケーションを提供している株式会社ラクス (以下、ラクス) とフリー株式会社 (以下、freee)。その両社のプロダクトマネージャーは、複雑なドメインが絡み合う中で「プロダクトの司令塔」としてプロダクトの成長を引っ張っていく存在である必要があります。
そんなプロダクトマネージャーにはどんな人がいるのかについてラクスと freee の 2 社を例にお話します。また実際にラクスと freee でプロダクトマネージャーとして働く人のバックグラウンドや今後のキャリアについても触れていきます。
LTその1 Session 1「ラクスの製品と組織について」
- 自己紹介
- 新卒でエンジニア職としてラクス入社
- 経験としてシステム運用、ブリッジエンジニアなどを積んできた
- 現在は楽々生産のプロダクトマネージャーをされている
- ラクスに関する紹介
- ラクスシリーズ(顧客課題に合わせてカスタマイズしていく)
- 一人1プロダクトを担当している
- 一部製品に関しては兼任している
- PdMとしての活動
- ミッション:ビジネス・エンジニアリングの架け橋
- ビジョン:最高のUXを製品にもたらす
- PdMとして開発者、ユーザ、経営者層との関係構築を行っている
- プロダクトの開発体制
- 開発側とビジネス側で役割を分けている
- PdM:開発部門のとりまとめ
- PMM:ビジネス部門のとりまとめ
- 背景としてPdMがビジネス中心になってしまった
- PdMは開発を中心に取りまとめていく
- 開発側とビジネス側で役割を分けている
- PdMとしての役割
- プロダクト4階層から見ると、ディスカバリ領域が役割として大きい
- 開発体制は3か月おきのウォーターフォール開発をとっている
- 経理の業務効率化を目的とした製品のため、経理担当が悩まないことこそ至上命題
- 頻繁にUIを変えるのではなく、一定期間おいてUIを変えていくことが大切
LTその2 Session 2「freeeの製品と組織について」
- 自己紹介
- 新卒でビジネス職としてFreeeへ入社
- 入社後、カスタマーサクセス、インサイドセールスを経験してきた
- 現在は外部サービス連携PdM
- (金融サービス連携)を担当している
- freeeのミッション
- スモールビジネスに関する課題解決、統合型経営プラットフォームの構築
- プロダクトとしてはfreeeシリーズ(freee会計など)
- パブリックAPIを提供している
- 他サービスからもfreeeサービスを連携させることができるスゴイ
- freeeのカルチャー
- マジ価値を提供していく(7つの価値観)
- 価値基準を提供できるような環境づくりに力を入れている
- freeeにおけるPdMの役割
- ビジネス・デザイン・テクノロジーの理解+優先付け・UI/UXを含めた解決策を模索し続ける
- 各ポジションとの橋渡し的役割
- プロダクト開発においては要件定義~効果検証まで行っていく(OKRフレームワークを用いている)
- ユーザに対してどれだけ価値提供できるか?
- プロダクト開発においてPMを呼んで一緒に議論しあえる文化がある
- 効果測定を通じて仮説検証を行っていく
LTその3 パネルディスカッション「PdM のバックグラウンドとキャリア
- 山口さん(ラクス)
- 中堅Sierに新卒入社(PMなどの経験を積んできた)
- SIer勤務を通じて、製品開発に携わっていきたいという思いが強くなった
- プロダクトマネージャとして約5年
- 中堅Sierに新卒入社(PMなどの経験を積んできた)
- 紀井さん(ラクス)
- 新卒エンジニア職でラクスへ入社(開発経験はなかった)
- コーディング・設計などの経験を積んできた
- ラクスベトナムの立ち上げ直後からブリッジSEとして役割を果たしてきた
- 1年のうち3~4か月はベトナムに滞在
- その後、国内での開発体制拡大のキーマンとしてPjMとしての役割を果たしてきた
- 新卒エンジニア職でラクスへ入社(開発経験はなかった)
- 荒木さん(freee)
- 前職がTOTO、ハードウェアエンジニアを約3年行ってきた
- 2023年にfreee入社、法人向けfreee会計のGrowth領域の設計を行ってきた(ユーザビリティの最適化)
- 副業としてブロガーを行っている、PMカンファレンス登壇予定
- 嶋野さん(freee)
- 新卒としての配属はカスタマーサポートを行っていた(コロナ真っただ中)
- 新卒時代のハードな経験は今のPdMの働き方にも役立っている
- サポート職・ビジネス職とのコミュニケーションが重要だったと考えている
- PdMになろうと思ったきっかけは
- 山口さん:もともとコンサルになろうと思ったが、いつの間にかPdMになっていた
- プロダクトマネージャーの方がより製品に近いと感じた
- 荒木さん:顧客から面白いと思ってもらえる製品づくりを行いたかった
- 技術を極めようと思ったが、限界を感じたことがきっかけ
- 嶋野さん:やっていることからのつながり
- PMからPdMに進んでいった。流れるようになっていった
- 山口さん:もともとコンサルになろうと思ったが、いつの間にかPdMになっていた
- PdMになってみて、実際どうなの
- プロダクト機能追加・廃止に関して最終決定はPdMが行うのか
- 紀井さん:お客様からの声を通じてプロダクト開発が行われていく
- 意思決定に関しては事業部門責任者が行っている(提案はできる)
- PdMの役割は「お客様から飯のタネを集めていく」こと
- 荒木さん:意思決定も含めPdMが行っていく
- freeeはPdMとPMMが分かれていない
- 紀井さん:お客様からの声を通じてプロダクト開発が行われていく
- PdMとしてコードを書かないことは受け入れられるか
- 山口さん:コーディング経験は大いに活用できる
- 紀井さん:山口さんと同じ意見だが、機能の難しさに関してもどかしさを感じる場面がある
- 荒木さん:もどかしさがあるのであればエンジニアの方がいい
- プロダクト機能追加・廃止に関して最終決定はPdMが行うのか
- PdMに向いている人はどんな方か
- 嶋野さん:80点を早くとる力・コミュニケーション能力がある・相手の気持ちを考えられる人
- すべてを完璧にするのは、どのようなPdMであってもできないと思う
- チームとして回していく、ユーザの声を聴きとれることが最も重要
- 荒木さん:パッションと言語化できる人
- もちろん、ビジネス・テクノロジーも必要
- 紀井さん:チームを巻き込んで活動できる人
- 自分の開発チームだけでなく、他の開発チームも巻き込んでいくことが大切
- 山口さん:開発を行うときになぜ行う必要があるのかを考えていける人がいい
- 嶋野さん:80点を早くとる力・コミュニケーション能力がある・相手の気持ちを考えられる人
まとめ
本イベントを通じてPdMとしての働き方について解像度を上げることができました。そのうえで、私がPdMになったとしたら、どのようなアウトプットを発揮できるかを考えるきっかけになりました!
マインドは超重要!!!
あわせて、本イベントを企画してくださったfreee様、ラクス様ありがとうございました👍
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。本記事を通じて、PdMに関して興味関心を持ってくださった方が一人でも増えれば幸いです。