いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
今回は2025.02.18(火)に開催したOCIjp #59 Oracle Cloud Infrastructure ユーザーグループへ参加しましたので、アウトプットとしてイベントレポートを執筆しました。
初学者でもサクッと読めるように平易な表現で執筆しておりますので、お気軽に読んで頂ければ幸いです。
誤字脱字、分かりづらい表現に関しては極力なくすように心がけていますが、リアルタイムで執筆しているため、誤字脱字があるかもしれません。
イベントページ
Oracle Cloud Tour Tokyoページ
OCIコミュニティの目的
- OCIを学べる場を増やす
- OCIファンを増やす
- OCI技術者を増やす
目次
- ブロックチェーンサービスの全クラウド比較状況
- Oracle CloudWorld Tour Tokyoレポート
- LT大会
- まとめ
ブロックチェーンサービスの全クラウド比較状況
参考サイト
- BlockChain概論
- Data活用の中心になっていっている
- クラウドがもたらした3種の神器
- AI・IoT・BlockChain(BC)
- 7年前から言われていたことから大きくぶれていない
- BC=信頼できる企業間データ共有する基盤
- 小さなデータをブロックに格納
- ブロックを暗号化して処理されている
- 第三者は介在しない
- バリュー
- 価値移転と価値証明
- 価値移転:ブロックチェーン上で価値を移動できる
- 価値証明:ブロックチェーン上で価値を証明できる
- 暗号資産の流れ
- 2018年:Eth、HLFが優勢だった
- 2022年:Hyperledger Fabricが優勢になった
- 2024年:Eth、HyperFabricの流れ
- Eth:コンセンサスメカニズムが変わった
- Hyperledger Fabric:許可制のネットワーク(連合化)
- Corda:金融アプリケーション向けの開発に強い
- 構造の違い
- Eth:フルメッシュ型の構成(相互に接続されている)
- HLF:ハブスポーク型の構成(中央のスーパーノードを経由して接続)
- OCIに関してはHLFの形式
- 価値移転と価値証明
- ここ7年間の取り組み
- 最も早く社会実装したクラウド:IBM Cloud
- Hyperledger Fablic形式
- その後、AWS、Azureがプレビュー版を提供
- AWSはHyperledger Fablic形式
- AzureはEthereum形式
- Quorumをカスタマイズした内容
- その後、Google Cloud・OCIが登場した
- 2024年の動向
- Azure:サービス終了
- Google Cloud:プラットフォーム向けのサービスを提供
- ユースケース(Web3開発者向け)と一緒に提供
- AWS:非中央型ではないが、Amazon Quantum Ledger Databaseを提供
- 2025年の動向
- Glogle Cloudの動き:ユーザへ見えるようにUIを変更
- Web3への利用を促進している
- AWSの動き:QLDBは2025年07月31日に廃止予定
- IBMに関しては大きな変更がない
- Oracleは2025年02月12日にサービス開始
- Glogle Cloudの動き:ユーザへ見えるようにUIを変更
- 最も早く社会実装したクラウド:IBM Cloud
- OCIのBlockChainサービスについて
- Oracle BrockChain Platform Digital Assets Editionとして提供
- サンプル・ユースケース含め提供している
- Oracle Visual Builderに基づく画面を構築可能
- 本番ローンチの時間短縮
- 作成に関しても楽に実装可能
- 最小コア数が8vCPUコアなので、大規模になる
- オンプレミスデータベースとの連携も可能
- ビジネスサイドの条件に基づいて画面生成を行える
- デジタル通貨発行量の分析などもリアルタイムで行える
- 経営層の意思決定で必要なデータを迅速に収集可能
- Hyperledger Fabricの流れ
- トランザクションを受けとる
- Peerでトランザクションを検証する
- Endorsement Policyに基づいて決定していく
- 全員一致だったり多数決だったりする
- Endorsement Policyに基づいて決定していく
- 検証が問題なければOrdererへトランザクションを流す
- Ordererでもトランザクションの結果・署名を行う
- OCIで操作する場合、環境自体は構築済み
- ユーザは少数パラメータのチューニングを行うだけで良い
- トランザクション管理をREST Proxyに任せることが出来る
- 処理を高速化することが出来る
- アプリケーション構築に関してもセットになっている
- (個人的意見)これは本当にデカい
- Oracle BrockChain Platform Digital Assets Editionとして提供
- まとめ
- BlockChainは今後有望な技術だと思う
- OCIは全方位のBCサービスがラインナップされている
- デプロイされているアプリケーションの作りを見るだけでも価値がある
Oracle CloudWorld Tour Tokyoレポート
- 自己紹介
- フルエナジー所属のクラウドアーキテクトの方
- 元々AWSから入ってきた方
- Oracle CloudWorld Tour Tokyoとは
- AIを活用したビジネス価値の最大化、最新のクラウド技術、自動化を通じた生産性・効率性について学ぶことが出来る
- 会場の様子
- 去年と比べて多くの方が参加されている
- 基調講演会場・個別セッション会場が沸かれている
- セッションの間に会場に戻るとケータリングがある
- 休憩できるようになっている
- 技術に関する難しい話と言うより、ユースケースなどの紹介もある
- 参加したセッションの大半は満席状態
- (個人的考察)満席セッションが大半は凄すぎるな!!
- 個人的な感想
- 基調講演が多く、初心者でもわかりやすい内容が多い
- 個別セッションが多いため、興味のある分野のリサーチが行いやすい
- 混雑しているので動きづらさもある
- セッションを優先するとブースを回ることが出来ない
- ブースを回ることも大切なので、時間配分も大切
- 休憩スペースがあると嬉しい
LT大会
Oracle CLoud Infrastructureの取り組み RAGの社内活用に向けて
- 会社紹介
- アイエスアイソフトウェア所属の方
- 他領域のソリューションを持っている
- ローコード・ノーコード、インフラストラクチャーに強みを持っている
- メインはOCIを行っている
- 背景
- 現在、社内ではコミュニケーションツールとしてSLACKを導入している
- SLACK情報をナレッジ化させると情報管理が行える
- いわゆる神社員とのやりとりが再現できる
- ツール
- OCIに関してはインスタンスを利用(社内環境)
- RAGに関してはDifyを利用
- 上手く育てていけば、賢いナレッジになっていく
- 生成した結果をナレッジ化するのがいい
- OCIに関してはインスタンスを利用(社内環境)
- まとめ
- OCIを用いたサービスを提案することでユーザへの信頼が得られる
- ベクトルストア検索を用いれば、幅が広がるのではないか
まとめ
OCIが行っている取り組みについてキャッチすることが出来ました。そのうえで、個人的にOCIを触っているのですが、他クラウドとの違いを感じているため、今後もキャッチアップしていきたいと思いました!!
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました!!