いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
今回は、LT・プレゼン Advent Calendar 2024の企画記事としてファシリテーションするときに私が考えていることをテーマに記事を執筆いたしました。
ぜひ、最後まで読んでいただけますと幸いです。
ファシリテーションするときに私が考えていることをテーマにした記事となります。私個人の経験に基づいて記事をまとめておりますが、なるべく読者の皆さんが実践できる形で記事を執筆いたします。
目次
- 読んでもらいたい読者層
- 記事を通じて学んでもらいたいこと
- ファシリテーションとは?
- 私がファシリテーションを考えた理由
- 良いファシリテーションの共通点
- 私が考えるファシリテーションのポイント
- ファシリテーション前
- ファシリテーション時
- ファシリテーション後
- まとめ
- ファシリテーション力向上に役立つサイト
読んでもらいたい読者層
次のような悩みを抱えている読者の方に役立てていただければ幸いです!
- 会議などのファシリテーションの進め方で悩みを抱えている方
- ファシリテーションを行うことに対して恐怖感を抱えている方
- 自身のファシリテーション能力を少しでも向上させたい方
記事を通じて学んでもらいたいこと
記事を読んだ読者の方には次のようなアウトプットを持ち帰ってもらえたらうれしいと思います。
- ファシリテーションの勘所について理解してもらう
- 自身のファシリテーションに対して恐怖心を1%でも払拭してもらう
- ファシリテーションの目的について、自分なりにかみ砕いて理解してもらう
それでは、ファシリテーションについて説明していきたいと思います。
ファシリテーションとは?
今はやりのChatGPTさんに聞いてみたところ、次のような回答が出てきました。
もちろんです!ファシリテーションとは、会議やワークショップ、グループでの話し合いをスムーズに進めるために、**プロセスを管理し、参加者が効果的に意見を出し合い、目的を達成できるよう支援する技術やスキルのこと**を指します。
### ファシリテーションの役割
ファシリテーターの役割は、会議の司会者や進行役とは少し異なります。以下の点で特徴的です:
1. **プロセスの設計と管理**
- 会議の進め方や時間配分を計画し、それに沿って進行するよう調整します。
- 問題解決やアイデア出しのための効果的な方法(例えば、ブレインストーミングやKJ法など)を選択します。
2. **中立性の維持**
- 意見や立場に偏らず、全員が平等に参加できる環境を作ります。
- 自分の意見を主張するのではなく、グループの力を引き出すことに注力します。
3. **対話の促進**
- 意見の出しやすい雰囲気を作る(安心感や信頼感を生む)。
- 発言が少ない人に話を振ったり、活発な意見交換をサポートします。
- 議論が脱線しそうな場合、軌道修正を行います。
4. **ゴールの明確化と達成の支援**
- 会議や話し合いの目的を常に意識させ、最終的に合意形成や決定ができるようサポートします。
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### ファシリテーションの主なスキル
効果的なファシリテーションには以下のようなスキルが求められます:
1. **傾聴力**
- 各参加者の意見をしっかりと聞き取り、共感や理解を示します。
2. **質問力**
- 会話を深めたり、新しい視点を引き出すための適切な質問を投げかけます。
3. **視覚化の技術**
- 発言内容をホワイトボードやフリップチャートに図や文字で記録し、全員が同じ内容を共有できるようにします。
4. **時間管理能力**
- 制限時間内に議題を処理できるよう、タイムキーピングを行います。
5. **感情の調整**
- 意見が対立した場合に冷静に状況を収めるスキルや、全員がポジティブに議論できる環境を作る力が重要です。
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### ファシリテーションの具体的な流れ
1. **準備**
- 目的の明確化(なぜ話し合うのか?何を達成したいのか?)
- アジェンダ(議題)や進行スケジュールを作成。
2. **導入**
- 会議のルール説明(例:一人ずつ順番に話す、発言を否定しない、など)。
- ゴールを共有し、全員の意識を統一する。
3. **進行**
- 発言を促進し、意見を可視化。
- 必要に応じて方向性を修正。
4. **まとめ**
- 話し合った内容を整理し、共通認識を確認。
- 次のアクションや結論を具体的にする。
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### ファシリテーションのメリット
- 議論がスムーズに進む。
- 全員の意見が尊重されやすくなる。
- 結果が明確になりやすい。
- チームの一体感が高まる。
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### 例えるなら…
ファシリテーターは、サッカーの「レフェリー」や「監督」のような存在です。自分でゴールを決めるわけではなく、選手(参加者)が最大限の力を発揮できるように環境を整える役割を果たします。
ファシリテーションをマスターすれば、チームでのコミュニケーションや問題解決が格段に向上しますよ!
ものすごくわかりやすい解説が出てきましたね。
そのうえで、私なりの解釈を付け加えると目的達成のために、チームでの取り組みを推進していくことだと考えています。
私がファシリテーションを考えた理由
私自身、ファシリテーションを行うことに対して強い苦手意識を持っていました。
その理由として、ファシリテーションをうまく進められるか不安を感じていたことがありました。
例えば、重要なイベントの進行をいきなり任されたら、イベント進行に対する不安を誰しもが感じると思います。
そういった、ファシリテーションに対する不安を払しょくさせるために、多くの書籍や情報源をあさっていく中で、私なりの良いファシリテーションの共通点を見つけることができました。
良いファシリテーションの共通点
良いファシリテーションのポイントとして次の3点があると個人的に考えています。
- As-Is(あるべき姿)とTo-Be(現状)を正しく分析している
- ファシリテーション前に参加者と目線合わせ(前提整理)を行っている
- 会議などを通じて決まった内容を議事録などを通じて文書化しておく
当たり前かもしれませんが、上記3点がそろっていることで、良いファシリテーションが実現できると考えています。
私が考えるファシリテーションのポイント
そのうえで、上記ポイントをより具体化させるために、ファシリテーション前、ファシリテーション時、ファシリテーション後の三段階で整理したいと思います。
ファシリテーション前
- 誰を対象としたイベントなのか言語化しておく
- イベントを通じたあるべき姿、現状、ギャップを整理しておく
- 対象者の属性(課題、役割など)を整理しておく
- ファシリテーション時の環境(音響、参加方法、時間など)を決めておく
- 発生しうるイレギュラー事項を整理しておく
- イベントに関する知識をキャッチアップしておく
ファシリテーション時
- イベント前に目線合わせ(目的、話すこと/話さないことなど)を行っておく
- ファシリテーターが話しすぎないようにする
- 参加者がなるべく均等にコミュニケーションできるようにする
- 参加者への感謝を忘れない
ファシリテーション後
- レポートなどのアウトプットを速やかに共有しておく
- 当初計画していたあるべき姿になったが仮説検証を行う
- 参加者がアクション出来るように定点観測しておく
まとめ
簡単ではございますが、ファシリテーションするときに私が考えていることを記事としてアウトプットいたしました。もちろん、他にもキャッチアップすべき事項などは多数ございますが、私なりにファシリテーションを行ううえで重要なポイントはおおよそ網羅できたと考えています。
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございます。
2024年も残りわずかとなりましたが、引き続き、アウトプットを行っていきたいと考えておりますので、温かい目で見ていただければと思います。