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【マインドセット】新卒・若手社員へ"うまく"触れ合っていくための方法論

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いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!

来週で4月に突入するということで新卒社員の入社シーズンかと思います。
そのうえで、先輩社員・OJT担当として新卒社員への触れ合い方について整理したいと思います。

私の経験をもとに執筆しているため、今回述べている内容がすべて正しいというわけではありません。

目次

  • 対象読者
  • 触れ合い方を考える必要はあるのか
  • 私なりの方法論
    • 新卒社員=能力が低いといったバイアスを抜く
    • 新卒からの提案を頭ごなしに否定しない
    • 外部交流の機会を積極的に作っていく
  • まとめ

対象読者

次のような課題を抱えている方・考えている方向けに本記事を参考にしていただければ幸いです。

  • これからOJT担当として新卒社員への教育を行っている方
  • 新卒教育担当を担っている人事担当の方
  • 新卒受け入れ経験が豊富だと思っている方

触れ合い方を考える必要はあるのか

そもそも、新卒・若手社員に限らず触れ合い方を考える必要があるのでしょうか?
私個人としては所属している企業の方向性・若手社員に対する考え方によって変わるかと思います。

触れ合い方を考えなくていい場合

  • 一時的に雇用している・スペシャリスト枠として特定業務のみをさせる場合
  • 新卒社員をそもそも雇っていない・20代社員がそもそも存在しない場合
  • 創業したてで資金調達・事業創出が喫緊の課題の場合

上記のような特殊事例であれば、新卒・若手社員への触れ合い方は考える必要はそこまでないかと思います。(それ以上に解決すべき経営課題があるため、そちらにリソースを割いた方がよいと考えます。)

逆を言えば、上記以外であれば新卒・若手社員への触れ合い方を考えたほうがいいと思います。ただし、次の点を注意しながら触れ合い方を考えたほうがより良い結果につながると思います。

注意すべき内容

  • オンボーディング活動を行うことを目的化させない
    • KPIとしてイベント・1on1などの数えられるものを指標としてしまいますが、結果としてKPI達成が目的となってしまい、本来果たすべき目的が達成できなくなってしまうと考えられます
  • かかわる新卒すべて同じ触れ合い方戦略を適用できない
    • 新卒によっては社内メンバーとの触れ合いを重要視していないといった場合もあります
    • そのような思考を持っている新卒社員へ積極的な交流を行った場合、逆効果になってしまう場合もあります

私なりの方法論

個人的に私なりの方法論についていくつか見つけたので言語化してみたいと思います。

新卒社員=能力が低いといったバイアスを抜く

新卒社員=社会人経験が少ないから能力が低いといったバイアスを抜くところが一番重要だと考えています。最近では、インターンシップなどを通じて早めに社会人経験を積んでいる新卒社員もいらっしゃるので、純粋な社会人スキルが高い方もいらっしゃると思います。

ざっくり言えば、対等な立場として触れ合っていくことが大切なのではと考えています。

新卒からの提案を頭ごなしに否定しない

新卒からの提案を受けて考慮が足りていない、抜け漏れがあると思い、提案を頭ごなしに否定するのは得策ではないと考えます。オンボーディング視点もありますが、提案を頭ごなしに否定することでこの人には改善提案を行えないといったマインドを持つようになるため、積極的な提案を行わなくなってしまいます。

そもそも、新卒社員からの積極的な提案を受けるつもりはないといった考えであれば、頭ごなしに否定するのを止めるつもりはありませんが、その先を考えるとよい未来があるかと言われたら、あまり良い未来はないのではと思ってしまいますね。

そのため、新卒からの提案を受けて抜け漏れを感じたとしても、提案に対する評価を行ったうえで改善点を示すことが重要だと考えています。

外部交流の機会を積極的に作っていく

新卒社員が社内での動き方についてある程度慣れてきたら社外コミュニティ(技術系)のイベントに参加し、外部交流する機会を作っていった方がより成長できると考えています。

また、社外交流を通じて得た知見を社内還元する文化を醸成するきっかけにもなるので、より独創的なアイデア・提案が新卒・若手社員から生まれやすくなると考えています。

ただし、会社によってはものすごく否定的にとられかねない(自社との比較による転職リスクなど)ので慎重に行ったほうがいいと思います。(特に、人事担当が社外交流に対して否定的な考えを持っている場合、教育担当への風当たりが強くなるリスクがあるため控えたほうがいい場合もあります)

まとめ

本来であればもっと考慮すべき事項が多数あると考えていますが、新卒・若手社員へうまく触れ合っていくための方法論として、現時点で私が思いつくのはこのくらいですね。

もちろん、最適解が存在するという話ではないと思いますので都度都度触れ合い方をブラッシュアップしていくことが大切だと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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