いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
タイトルにもある通り、AWS Application Discovery Service(ADS)で興味深いアップデート情報がありましたので、自身のキャッチアップのために記事を執筆してみました。
サクッと読める分量で執筆しておりますので、お気軽に読んでいただければ幸いです。
データセンター利用ユーザ向けのサービスのため、稼働確認画面などの表示は行えないため、ご了承ください。
目次
- アップデート情報
- AWS Application Discovery Serviceとは
- 個人的に考えるビジネスインパクト
- 参考サイト
アップデート情報
公式ブログを見ると以下の通り説明されていました。
AWS Application Discovery Service (ADS) のお客様は、クラウド移行の一環としてオンプレミスのサーバーインベントリを検出しながら、新しいデュアルスタックドメインを介してインターネットプロトコルバージョン 6 (IPv6) アドレスを使用できるようになりました。 IPv4 をサポートする既存の ADS エンドポイントは、下位互換性のためにそのまま残ります。
特にモバイルアプリケーション、接続デバイス、IoT の分野でのインターネットの継続的な成長により、業界全体で IPv6 への移行が促進されています。 IPv6 では使用可能なアドレスの数が桁違いに増えるため、お客様は VPC 内で重複するアドレス空間を管理する必要がなくなります。
引用元:AWS アプリケーション検出サービスが IPv6 エンドポイントをサポートするようになりました
凄くざっくり言えば、オンプレミス環境でIPv6通信を利用しているユーザのネットワーク利用状況をAWSでチェックできるようになったといったイメージかと思います。
ちなみに、AWS Application Discovery Serviceをサポートしているリージョンではすでにサポートしているとブログでは説明されていましたね。
AWS Application Discovery Serviceとは
公式サービスサイトには次の通り説明がされていました。
AWS Application Discovery Service は、オンプレミスのサーバーとデータベースの使用状況と設定データを収集することで、AWS クラウドへの移行を計画するのに役立ちます。Application Discovery Service は、AWS Migration Hub および AWS Database Migration Service Fleet Advisor と統合されています。Migration Hub は、移行ステータス情報を 1 つのコンソールに集約するため、移行の追跡が簡単になります。検出されたサーバーを表示し、アプリケーションにグループ化して、ホームリージョンの Migration Hub コンソールから各アプリケーションの移行ステータスを追跡できます。DMS Fleet Advisor を使用して、データベースワークロードの移行オプションを評価できます。
引用元:サービスページ
ざっくり言えば、オンプレミスからクラウド移行時のマイグレーション計画で必要な情報(リソース情報、トラフィック情報など)を取得できるサービスといったものだと思います。
個人的に考えるビジネスインパクト
本アップデート情報がもたらすビジネスインパクトとして、次のようなことがあるのではないかなぁと個人的に考えています。
- オンプレミス環境でIPv6を利用しているユーザへの環境調査が容易になる
- AWSの一つのサービスで管理できるようになるため、管理工数が削減できる
- モバイルアプリケーション、接続デバイス、IoT の分野のクラウドシフトを加速させることが出来る
- ブログでもターゲットとしていたIPv6を大量に利用する分野のクラウドシフトへのハードルを下げることが出来る
- クラウドサービス事業者がIPv6関連のマイグレーション案件を受けやすくなる
- IPv6の環境調査に対するハードルが下がるため、マイグレーション案件を受けることへのハードルが低くなる
参考サイト
※移行ガイドの動画は事業者が見ても分かりやすい動画だと思いました。
余談
AWS公式チャンネルを見ていたら公共部門お役立ち動画がまとめられていましたので、公共関係の皆さんはチェックしてみてもいいのかなぁと思いました。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました👍