いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
今回は2025.01.11(土)に参加したJAWS-UG横浜 #79 AWS re:Invent 2024 re:Cap Database
のアウトプットとしてイベントレポートを執筆いたしました。
初学者でもサクッと読めるように平易な表現で執筆しておりますので、お気軽に読んでいただければ幸いです。
誤字脱字、分かりづらい表現に関してはチェックしてなくすように心がけていますが、リアルタイムで執筆いるため、誤字脱字があるかもしれません。
イベントページ
JAWS-UG横浜 Youtube
目次
- DynamoDB Global Tables MRSC・pgvector 0.8.0・caching_sha2_password 関連アップデート
- Aurora DSQLあたり
- Database Talks
- まとめ
DynamoDB Global Tables MRSC・pgvector 0.8.0・caching_sha2_password 関連アップデート
登壇資料
- 取り上げるアップデート
- DynamoDB Global Tablesがマルチリージョンの強い整合性をサポート
- 12.3に発表されたアップデート情報
- リージョン間のデータレプリケーションは非同期だが強い整合性を持たせている
- ハートビート機能を利用することで実現できる
- 設定自体はそこまで行わない(決められた設定で立ち上がる)
- 機構として「最初のリージョンに書き込む⇒MR⇒2つのリージョンへ複製される」イメージ
- pgvector 0.8.0サポート(RDS for PostgreSQL)
- 反復インデックスキャンの実装
- ざっくり言うと、ソート結果が想定外なら再度検索するイメージ?(間違っていたらすみません)
- 検索速度に関しては遅くなっている
- 詳細に関してはBurikaigi2025で発表予定
- RDS for MySQL 8.4 LTS提供開始
- デフォルトの認証プラグインを変更できるようになった
- RDP Proxyがcaching_sha2_password対応
- DynamoDB Global Tablesがマルチリージョンの強い整合性をサポート
Aurora DSQLあたり
- メインのアップデート
- マルチリージョンが一番大きかった
- Aurora DSQLは衝撃だった
- Aurora DSQLの特徴
- 真にサーバーレスな分散SQLデータベース
- 楽観的同時実行制御
- ざっくり言うと、アプリケーション利用時に同時アクセス・同時書き込みができる
- コミットはリージョン間の通信で実行する
- BEGIN、SELECTなどの処理はローカルデータベースで行う
- 別のセッションに対してレコードロックしない
- 競合が発生するとエラーが返ってくるため、リトライ処理が必須になる
- (個人的意見)データベース要件でリトライ要件が重要視される気がする
- 処理速度が4倍と言っているが、、、
- ロックしてくれるDBとリトライ処理が必要なDBで比較しても意味がないのでは
- シンプルな設定
- クラスタ設定・タグ設定だけ行える
- 細かい設定はできるわけではない
- Aurora Limitless DatabaseもActive/Activeなので近い気がする
- Aurora Limitless Database:データベース専門家向け
- Aurora DSQL:そこまで知識を持っていない方向け
- 書き込みレイテンシーはあるため速度を求めるユーザ向けではない
- 誤った操作によって消えたデータも復旧させることが出来る
- まとめ
- データベース初学者が触りやすい設定を目指したサービス
- ただし、今までのデータベースとは違う(リトライ必要)なので注意が必要
Database Talks
- マルチリージョンを求めるユーザは多くなっているのか
- そこまで多くはない印象
- アメリカのように大規模な国であれば求められる
- ゲーム関連だとレイテンシーが求められる場合もある
- Oracle Database@AWSの限定プレビュー
- 利用する場合はOracle Cloudの契約が必要
- AWS DMSで生成AIによるスキーマ変換機能が利用可能
- 変換はできるが影響はまあまあありそう
まとめ
データベース回りに関してはあまりキャッチアップできていなかったので、本セミナーを通じてキャッチアップすることが出来ました。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!