いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
今回は2025.01.29(水)に開催したKAGのLT会 #2 〜エンジニア、デザイナー、スクラムマスターの知見を共有したい!〜へ参加しましたので、アウトプットとしてイベントレポートを執筆しました。
初学者でもサクッと読めるように平易な表現で執筆しておりますので、お気軽に読んでいたければ幸いです。
誤字脱字、分かりづらい表現などはなくすように心がけていますが、リアルタイムで執筆しているため、誤字脱字があるかもしれません。
イベントページ
KAG(KDDIアジャイル開発センター株式会社ホームページ
目次
- LT① ATDD(受け入れテスト駆動開発)で素早く安定したデリバリを実現しよう!
- LT② デザイナーって何してるの? 実は仕事のコミュニケーションにも活きるUX
- LT③ ドキュメントサイト生成フレームワークのすゝめ
- ゲストLT サービスブループリントって何?作るとどんな良いことがあるの?
- まとめ
LT① ATDD(受け入れテスト駆動開発)で素早く安定したデリバリを実現しよう!
登壇資料
参考サイト
Discovery: Explore behaviour using examples
- 自己紹介
- KAG所属のソフトウェアエンジニアの方
- 今回は受け入れ駆動開発(ATDD)に関するテーマ
- 受け入れテスト駆動開発(ATDD)とは
- 具体的な仕様を受け入れテストに執筆
- 受け入れテスト⇒仕様書修正といったPDAを回していく
- 進め方
- 発見⇒定式化⇒自動化の流れ
- シフトレストの考えから重要視している(リリース後の修復コストは高い)
- 安定したデリバリを実現するためATDDを導入
- 見えてきた課題
- 導入・メンテナンスが大変
- E2Eテスト数が膨れ上がっていく
- テスト↔実装の細かいサイクルを回すのが大変
- 事前の環境構築、テスト時間数がかかっていた
- コンテナ実行、ワンコマンド実行、特定シナリオのみ実行などを行った
- 開発目線が先行し、ビジネスフレンドリでなかった
- タクシー配車時のステータス変化が分かりづらい
- 遷移を見える化することで経営層が理解できる
- 導入・メンテナンスが大変
- 良かった点
- 事前にテストが行えたため品質向上出来た
- 改善点
- E2Eテストを書く必要があるため開発コストは高くなる
- 見えてきたこと
- 開発初期のコストは高くなるが、運用時のメンテナンスコストは削減出来た
- 結果的にコスト削減を行うことが出来た
- 導入するなら早めに行うのがいい
LT② デザイナーって何してるの? 実は仕事のコミュニケーションにも活きるUX
- 自己紹介
- KAG所属のUI/UXデザイナーの方
- 2023年に入社された方
- デザインとは
- 戦略を具体化する
- スクラム開発体制を通じてサービスや事業などの課題を解決していく
- 戦略を具体化する
- コミュニケーションにも活きるUI/UX
- 学生時代はデザイナー職はコミュニケーション少ないと思ってい
- 実際は開発部署とのコミュニケーションが多数会った
- 心がけていること
- Slackのレスポンスを素早く行った
- 部署への提案前に頭出しを行っていた
- 先輩社員からもありがたいお言葉をいただけた
- UI/UXとコミュニケーション
- 共通項目として心地よい体験を提供する
- 一般的なUX:
- ユーザがサービスを通じて得る価値にフォーカスをあてている
- 仕事のUX:
- 仕事を任せたいと思ってもらえるように振る舞う
- 世の中のコミュニケーション方法をUXに当てはめられると検討
- まとめ
- 世の中のコミュニケーションにもUXはあふれている
LT③ ドキュメントサイト生成フレームワークのすゝめ
登壇資料
speakerdeck.com/synohara/dokiyumentosaitosheng-cheng-huremuwakunosu-me
Docusaurus
- 要点
- 開発時のドキュメント生成のポイントについて
- 自己紹介
- KAG所属のデータエンジニアの方
- 現在はデータクリーンルームを担当している
- よくあるドキュメント運用
- Google Docsなどのドキュメント専用の場所に格納している
- ドキュメントがコードと別場所にあるため陳腐化しやすい
- ドキュメント更新のモチベーションが下がってしまう
- ドキュメントサイトとは
- ざっくり言えば、ソースコードをドキュメント化させるフレームワーク - ソースコードだけでドキュメントを生成することが出来る
- ドキュメントサイトは多数ある
- 人気なのはMeta社のDocusaurus
- 開発時のドキュメント生成のポイントについて
- 技術選定
- GitHubスター数(知名度)
- チームの技術スタックにあったものを選ぶ
- まとめ
- 最高のドキュメントは生きたコードとともに呼吸する
ゲストLT サービスブループリントって何?作るとどんな良いことがあるの?
参考サイト
- 自己紹介
- KDDIウェブコミュニケーションズ所属の方
- 約20年間女子ラグビーの選手として活躍
- 日本代表にも選ばれた方
- 現在はKAGとPO(プロダクトオーナー)の役割でプロジェクトを推進されている
- サービスブループリント
- 1984年にリン・ショスタックによって考案されたフレームワーク
- サービス提供のプロセスを視覚化するツール
- 詳細を知らずとも、サービスが何を行っているか理解できる
- 1984年にリン・ショスタックによって考案されたフレームワーク
- 業務フロー図・カスタマージャーニーとの違い
- 業務フロー図:開発視点のドキュメント
- カスタマージャーニー:ユーザ視点のドキュメント
- サービスブループリント:全体をまとめたドキュメント
- サービスブループリントのメリット
- 開発側・ユーザ側双方のコミュニケーションを円滑に行える
- サービスブループリントを通じて行えば認識齟齬が置きにくい
- 粒度を調整できる
- 見せる相手が求めているWhatに応じて資料粒度を調整できる
- 業務・サービスごとにサービスブループリントを作成している
- 開発側・ユーザ側双方のコミュニケーションを円滑に行える
- まとめ
- サービスブループリントを作成することで脱属人化が出来る
- 運用するのであれば、ある程度運用を決めておく必要がある
まとめ
本イベントを通じて、ATDDのよりよい利用方法、UXを活用したコミュニケーション、ドキュメントサイトの技術選定、サービスブループリントへの理解を深めることが出来ました。
そのうえで、今回得た知見を自身のナレッジとして拡充⇒業務活用を行っていきたいと思いました。
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございました!