お疲れ様です!エンジニアのMasakiです。
あちらこちらで話題になっている(私の周りだけ?)ガバメントクラウドについて、個人の主観を交えながら記事としてアウトプットしたいと思います。
本記事はガバメントクラウドに関する個人的な意見をまとめた内容となっております。あくまで、1個人の意見として読んでもらえれば幸いです。
そもそもガバメントクラウドとは?
とりあえず、デジタル庁ホームページに掲載されている内容を見てみると?
最新クラウド技術の活用ができる環境についてテンプレートを使ってベストプラクティスに基づく標準的な環境として提供することにより、政府や地方自治体のアプリケーション開発を現代的なものにしていくことを最大限支援します。
正直、「なんのこっちゃ?」といった感じですね......
すごくざっくり言えば、どの自治体も共通システムを用いて開発/運用していこうぜといった取り組みですね。(まあ、「システム間でのデータのやり取り」やら「セキュリティ基準」やら「関連各所との調整は誰が行うのやら」など多くの課題を抱えていますが......)
※ガバメントクラウドというワードが先行していますが、実際は「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化」の一環としてガバメントクラウドを活用するというのが正しいそうです......
2023年の閣議決定では「2025年度末を目標に基幹システムの移行完了」としているそうですね。
(個人的な意見)
システム標準化関連は何かと関係者が多いので、「なかなかうまくいかないだろうなぁ」という印象を持っていましたが、その通りの状態になっているなぁって感じですね。
一応、クラウドサービスベンダーとして「AWS,Google Cloud,Azure,OCI(Oracle Cloud)」の4者が登録されていますが、各クラウドベンダー間での認識合わせは行えているのかいまいち見えていないのが現状かなぁと思います。
(発注者側・受注者側での「ガバメントクラウドに対する理解のギャップ」や「既存システムとのマイグレーション対応」なども考えると、どのレベルまで認識合わせを行えばいいのかわからないといった感じかと思います。)
あと、「システム基盤(クラウド)」についてはベンダー含め、ある程度情報公開はされている印象を持っていますが、データ連携ベンダー(HULFTなど)やシステム監視などについて、ほとんど情報が出てきていないので、「うーん、なんだかなぁ」といった印象を持っていますね。
総括として、「そもそもの目的を見失わずに進めてもらえればうれしいなぁ」って感じですね~~
今後も大きな動きがあれば、記事として取り上げたいと思います。
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デジタル庁ホームページ
デジタル庁:地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化
デジタル庁:ガバメントクラウド概要解説