いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
本日(2025.04.06)に受験したAWS Certified Developer - Associateへ無事合格しました。アウトプットとして、今後受験を考えている方向けに私が行ってきた学習法について記事としてアウトプットしたいと思います。
初見の方でもサクッと読めるように平易な表現で執筆しておりますので、お気軽に読んでいただければ幸いです。
本試験を合格したことで、AWS資格全取得(いわゆる全冠)を達成しました。
そのうえで、全冠達成までのモチベーション・考え方の変化についても別途ブログで執筆したいと思います。
スコアレポート
全セクションコンピテンシーを満たしているといった評価でしたが、スコアについて800点台でなかったためもう少しAWSを持いた開発知識をキャッチアップしないとなぁと思いました。
(上位資格のAWS DOPよりスコアが低かったので「あれっ」といった印象を持ちました)
目次
- 対象読者
- AWS DVA-C02試験とは
- 学習について
- 私のスキルセット
- 学習方法
- 受験時の所感
- (個人的考察)アソシエイト系資格での比較
- まとめ
対象読者
次のような課題を抱えている方向けに本記事をお役立ていただければ幸いです。
- AWSを用いたアプリケーション開発・運用まわりの知識をキャッチアップしたい方
- 開発関連のサービスについて概要をざっくりと知りたい方
- 他アソシエイト系資格と比較した難易度・取得するべきロールなどを知りたい方
- やんごとなき事情でAWS全冠を取得する必要がある方
AWS DVA-C02試験とは
AWS公式サイトを見ると次の通り示されています。
公式サイト
AWS Certified Developer - Associate は、アプリケーションの開発、最適化、パッケージ化、デプロイに加えて、CI/CD ワークフローの使用、およびアプリケーション問題の特定と解決におけるスキルと知識を実証します。この認定は、IT またはクラウド開発の職務に携わる個人が AWS 認定ジャーニーを開始するための最適な出発点になります。
ざっくり言えば、AWSを用いたアプリケーション開発者向けの中級資格と思ってもらえればわかりやすいかと思います。
そのうえで、本試験を受験するうえでどのような知識が求められるのか試験ガイドを見ていきたいと思います。
AWS DVA-C02を受験する・受験しないに問わず、試験ガイドを読むことでAWSを用いたアプリケーション開発・デプロイ管理で必要な知識を大まかに理解できます。
AWSを用いたアプリケーション開発に携わっている方であれば必ず読んでおくことを推奨します。
試験ガイド
- AWS サービス API、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、SDK を使用したアプリケーションの開発および保護
- CI/CD パイプラインを使用した AWS でのアプリケーションのデプロイ
また、試験ガイドを読んでいただくとわかるかと思いますがLambda・CloudFormatino・Codeシリーズが中心に出題されているとわかるかと思います。
学習について
私のスキルセット
受験当時の私のスキルセットとして次の通りです。
- 社内開発案件でパイプラインは少しいじっている
- Lambda・CloudFormationについてはハンズオンで少し触っている
- 2週間前に上位資格のAWS DOPを(何とか)合格済み
正直、AWSを用いたアプリケーション開発をがっつり行っているわけではないといったスキル感です。(AWS AppConfigなどのサービスは試験勉強を行うまで知らなかったです)
学習方法
学習期間として約1週間、賞味25時間ほど勉強を行っていました。また、並行してAWS DEAの学習も行っていましたので、スペシャリスト系資格と比較して集中して行っていたというわけではありません。
- 知識定着
- AppConfig、API Gatewayなどの知識が浅いサービスのFAQ理解
- 個人的にはハンズオンを行ったほうがいいと思いました
- AppConfig、API Gatewayなどの知識が浅いサービスのFAQ理解
- 問題演習
- Cloud License問題集
- 本問題集で8割~9割コンスタントに取得できるようになれば合格できると思います
- ただし、選択肢の正しさを説明できるレベルまでもっていく必要があると思います
- Skill Builder問題集
- AWS公式から出ている問題集のため必ず目を通しておくことを推奨します
- Cloud License問題集
受験時の所感
学習期間の短さもあったかと思いますが、アソシエイト系資格の中ではとっつきづらいといった印象を持ちました。そのうえで、前日に受けたDEAと比較して○○のソリューション運用時の改善点などを多く問われていたので、暗記だけで解くのは厳しいといった印象を持ちました。
(個人的考察)アソシエイト系資格での比較
一個人の意見です。
AWSアソシエイト系資格をとりあえず全取得しましたので、どのようなロールに向いているのか・学習リソースなどを整理してみたいと思います。
- 対象資格
- AWS SAA
- AWS SOA
- AWS DVA
- AWS DEA
- AWS MLA
対象者
- AWS SAA
- AWS全体のソリューション設計・構築や技術選定の役割を担っている方
- ソリューションアーキテクトロール
- AWS SOA
- AWSを用いたソリューションの適切な運用管理の役割を担っている方
- システム運用・保守エンジニアアロール
- AWS DVA
- AWSを用いたアプリケーション開発・デプロイ管理の役割を担っている方
- アプリケーション開発エンジニアロール
- AWS DEA
- AWSを用いたデータ分析・データパイプラインの運用管理の役割を担っている方
- データエンジニアロール
- AWS MLA
- AWSを用いた機械学習・AIサービスの設計・構築・運用の役割を担っている方
- 機械学習エンジニアロール
学習リソース
- AWS SAA
- 最も多くの方が受験する登竜門的資格の立ち位置のため学習リソースは豊富
- ただし、出題範囲が広範なため学習コストとしては一番高い
- AWS SOA
- AWS SAAと比較して受験される方は少ないが受験される方が多いため学習リソースは豊富
- 出題範囲に関してもAWS運用に関する内容のためSAAと比較して範囲はそこまで広くない
- AWS DVA
- SAA・SOAに次いで学習リソースは豊富に揃っている
- ただし、開発に関する基本的な知識(Git運用など)が求められるため、開発未経験者にとっては少し厳しい
- AWS DEA
- MLAと比較したら学習リソースはそろっているがアソシエイト系資格内では不足している
- 出題範囲に関してはデータ分析に関するサービス(Glueなど)に限定されるため、そこまで学習範囲は広くない
- AWS MLA
- 去年登場した試験のため学習リソースは最も少ない
- AI・MLサービスに関して問われているが深いレベルで問われるため難しい部類
とっつきやすさ
- AWS SAA
- 出題範囲が広範なため最もとっつきづらい
- アソシエイト系資格では最難関(私は2回落としている)と思われるが、きちんと理解すれば他アソシエイト系資格の学習でも役立つと思います
- AWS SOA
- 出題範囲は広いが運用周りのため意外ととっつきやすい
- AWS SAAを合格した後であればそこまで労せず合格できると思います
- AWS DVA
- 開発経験者であればそこまで苦労せず合格できるが、開発未経験者であればSAAより難しい場合もある
- 問題を解いてみてよくわからないと思った場合、DEA・MLAの学習を行ってみることをお勧めします
- AWS DEA
- 出題範囲がデータ分析と限定されているためアソシエイト系資格では最もとっつきやすい
- MLAと並行して勉強することで解像度高く学習を進められる
- AWS MLA
- 出題範囲はML・AIサービスだがアップデート情報が多いためキャッチアップするだけで一苦労する
- 機械学習特有の知識+学習リソースの少なさからとっつきづらい試験だと考えられる
- ただし、学習リソースが徐々にそろってきているため、今後学習を行いやすくなっていくと予想される
まとめ
簡単ではございますが、AWS Certified Developer - Associate (DVA-C02)について私が行ってきた学習方法を記事にまとめてみました。
本ブログがこれから受験される方の助けになれば幸いです。
最後まで、記事をお読みいただきありがとうございました!