いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
個人的にLT登壇を何回か行った経験を言語化し形に残したいと思い執筆しました。
サクッと読める分量で初学者がサクッとLT資料を執筆するポイントを整理しながら記載しましたので、お気軽に読んでいただければ幸いです。
ポイントとして取り上げている内容は筆者がLT登壇を通じて感じた内容となります。
目次
- 想定読者層
- LTとは
- 得られるメリット
- 初学者でもサクッとLT資料を執筆するポイント
- 資料執筆テクニック
- (1)As-Is(現状)とTo-Be(あるべき姿)を具体化する
- (2)伝えたいメッセージを明確にする
- (3)いきなり資料作成せず、目次作成を行ってみる
- (4)資料の装飾は最低限にする
- マインド面でのテクニック
- (1)とりあえずチャレンジしてみよう
- (2)日々感じている小さな悩みもネタになる
- (3)情報収集リソースとしてXを活用しよう
- (4)Connpassのイベントページを活用してみる
- 資料執筆テクニック
- まとめ
想定読者層
次のような悩みを抱えている方に本記事をお役立ていただければ幸いです。
- 社外LTにチャレンジしてみたいが、なかなかチャレンジできていない方
- LT資料を作成しているが、伝えたいことがぼやけてしまう方
- ドキュメント作成スキルを少しでも向上させたいと思っている方
LTとは
LTとはLightning Talksと呼ばれる用語の略です。
もう少し補足すると、5~10分ほどの短時間で自身が伝えたいとを伝えるプレゼンを指します。
得られるメリット
LTを通じて得られるメリットは多数ありますが、個人的に次のようなメリットがあると感じています。
- LT登壇を通じたプレゼン・ドキュメント作成スキルの向上
- 今まで知らなかった技術領域への興味関心
- アウトプットを通じたスキル獲得
- 活動を通じたネットワーキングの醸成
- 認知度向上によるセルフブランディングの実現
などがあるかと思います。
個人的に書籍を読むだけよりLT登壇にチャレンジしていくほうが、より実践的なスキル獲得を行えると考えています。
初学者でもサクッとLT資料を執筆するポイント
大きく資料執筆テクニックとマインド面でのテクニックがあると考えています。最初に資料執筆テクニックについてお伝えしていきたいと思います。
資料執筆テクニック
(1)As-Is(現状)とTo-Be(あるべき姿)を具体化する
相手に対して何らかのメッセージを伝えるとき、伝える相手が持っている情報量とメッセージを伝える上でのゴールがあいまいだと、いくら伝えても、相手に伝えられないと思います。
伝える相手が持っている情報量を正しく理解するためのAs-Is(現状)分析と、
メッセージを伝える上でのゴールを正しく決めるためのTo-Be(あるべき姿)分析があるかと思います。
わかりやすい例として、カレーを知らない小学生向けにカレーの作り方を教えるを例にAs-Is、To-Be分析を行ってみましょう。
このように、As-Is、To-Be分析を行うことで、相手に対して何を伝える必要があるのかを見える化させることができ、方向性がぶれにくくなります
(2)伝えたいメッセージを明確にする
As-Is、To-Be分析を通じて現在のギャップは何かが見えてきたと思います。そのギャップを埋めていくためのアクションが伝えたいメッセージになっています。
例えば、As-Is、To-Be分析を行う前であれば、伝えるメッセージはカレーの作り方を教えるだけになってしまい、カレーという料理の存在、使われる食材の説明がメッセージとして伝えられなくなる可能性があります。
As-Is、To-Be分析を行うことで、ギャップを埋めていくために伝えなくはいけないことはカレーの作り方だけでなく、カレーという料理の説明やカレーで利用される食材の説明も伝えないといけないと気づくと思います。
(3)いきなり資料作成せず、目次作成を行ってみる
資料作成に関する書籍でもよく言われていますが、いきなり資料から入ると、目指すべきゴールが不明瞭になってしまい、何を伝えたいかよくわからない資料ができあがってしまいます。
そのため、テキストなどでLT資料の目次を作成し、この順序で伝えれば相手に正しく伝えられるかといった観点でチェックすることを行ってみてください。
この手順を入れるだけで、LT資料をサクッと作成することができるようになると思います。
(4)資料の装飾は最低限にする
長時間の登壇発表であれば、聞き手を飽きさせないように装飾などの遊びを入れるのは効果的だと思います。
ただし、LTのような短時間の発表であれば、資料の装飾は最低限に留めておいた方が、聞き手がすっとLT内容を理解しやすくなると思います。
マインド面でのテクニック
(1)とりあえずチャレンジしてみよう
私個人の感覚ですが、LT発表でマサカリされるといったことはなかったと思いいます。特に、初登壇の方であれば、初登壇の方への応援の思いの方が強いと思いますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。
とはいえ、すべての技術イベントが初挑戦の方を応援するという訳ではない(個人的に学術系の技術コミュニティは初挑戦の方がチャレンジするのにハードルが高い)ので、イベント内容を見て、チャレンジしてみることをおすすめします。
(2)日々感じている小さな悩みもネタになる
LT登壇するネタがないという話もよく聞きますが、日々感じている小さな悩みもLT登壇のネタとして使えることが多くあります。
ぜひ、日々感じている小さな悩みを書きためながら、LT登壇に使えるネタ集めを行ってみてください。
(3)情報収集リソースとしてXを活用しよう
ニュース記事はサービスサイトの更新情報など、LT登壇に使えるネタ収集先はたくさんあると思います。そのうえで、個人的に、Xのタイムラインはネタ収集先として最適だと考えています。
理由として様々あるのですが、
- 国内の技術者の多くが利用・発信している
- 各サービスの情報について一元化してチェックできる
- フォロワーさんの抱えている悩みをネタとして活用できるシーンが多数ある
などがあると考えています。
余談ですが、現在私のXアカウントはシャドウバンされており、上記方法での発信ができていません...
(4)Connpassのイベントページを活用してみる
LT登壇するイベントを探すうえでConnpassが最適だと考えています。
理由として様々ありますが、
- 技術関連のコミュニティイベントが多数そろっている
- マルチ・事業家集団が比較的入り込みにくい
- 初心者向けLTイベントなどもそろっている
があると思います。
個人的にJAWS-UGやRPAコミュニティは初学者を積極的に受け入れる方針なので、チャレンジしやすいと思います。
企業主催ですと第三木曜LT会もチャレンジしやすいかと思います。
まとめ
初学者でもサクッとLT資料を執筆するポイントに関してざっと執筆してみました。私個人も、社外登壇するときは大丈夫かなぁと思っていましたが、チャレンジしてみることですごく楽しいと感じたタイプの人間です。
ぜひ、本記事を読んだ方もLT登壇にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
皆さんのチャレンジを応援しています。
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございました👍
PS:
みのるんさんがLT資料に関する神資料を展開しているので、ぜひチェックしてみてください👍