いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
2025.01.16のAWSアップデート数が多かったですが、個人的に興味深かったので簡単に記事にしてみました。サクッと読める分量で執筆しておりますので、お気軽に読んでいただければ幸いです。
目次
- アップデート内容
- コンソール画面
- 運用者視点でのうまみ
アップデート内容
公式ブログによると以下の通り説明されていました。
カスタマーカーボンフットプリントツールは、AWS 請求コンソールの [コストと使用状況の分析] の専用ページで利用できるようになりました。このページは廃止されるため、[コストと使用状況レポート] ページには
表示されなくなりました。カスタマーカーボンフットプリントツールは、持続可能性への取り組みを進めるお客様をサポートします。AWS 請求コンソールにサインインすると、お客様は過去 36 か月間の二酸化炭素排出量データを地理的な場所別、および Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) や Amazon Simple Storage Service (S3) などの AWS のサービス別に表示できます。その他のすべてのサービスは [その他] として報告されます。クラウドに新しいリソースをデプロイするときに、時間の経過に伴う二酸化炭素排出量の変化を測定することもできます。
カスタマーカーボンフットプリントツールの詳細については、製品ページにアクセスするか、ユーザーガイドを確認してください。現在の AWS のお客様は、持続可能性への取り組みを進める中で、 AWS 請求コンソールにアクセスしてこのツールを使い始めることができます。
すごくざっくりと言えば、コストと使用状況の分析ページで炭素排出量を確認できるようになったといったアップデートでした。
コンソール画面
コンソール上での表示イメージは以下の通りです。
現在リソースを利用していないので、何も表示されていないですが、グラフなどで視覚的に判断できる印象です。
運用者視点でのうまみ
個人的に感じた運用者視点でのうまみについてまとめてみたいと思います。
- コスト分析と同じフィールドで炭素排出量を確認できるため、持続可能性の柱を考慮した運用への意識を向けやすくなっている
- 炭素排出量に関するレポートを本画面からアウトプットできるため、レポート作成工数を削減できる
ただし、コンソール最下部に**「顧客の二酸化炭素排出量ツールに表示されている排出量の推定値は、情報提供のみを目的としており、コンプライアンス、マーケティング、または報告の目的のために使用してはなりません。」**といった注意書きが示されていたため、取得したデータをどのくらい信用するかは考える必要があるかと思います。
そのうえで、各リソースへのタグ付けを行い、タグごとでの炭素排出量の推移を表現できるのかが気になりました。
サラッとした内容のブログでしたが、深堀りすると面白い発見があるかもしれません。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございましたg