いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
ネットワークを触っている人間なら触ったことがないWHOISについて、知っているようで知らないと思いましたので、自身のナレッジをためる意味合いで記事を執筆してみました。
初学者でもサクッと読めるように平易な表現で執筆しておりますのでお気軽に、読んでいただければ幸いです。
そもそもWHOISとは
JPRSさんのページでいい感じにまとめられていたのでそちらを引用したいと思います。
Whoisとは、IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるサービスです。このサービスは、主に以下の目的でレジストリやレジストラが提供しています。
ネットワークの安定的運用を実施する上で、技術的な問題発生の際の連絡のために必要な情報を提供
ドメイン名の申請・届け出時に、同一ドメイン名や類似ドメイン名の存在を確認するために必要な情報を提供
ドメイン名と商標などに関するトラブルの自律的な解決のために必要な情報を提供
言葉だけだといまいちピンとこないかと思いますが、すごくざっくり言えば不動産情報みたいなものと思ってもらえればわかりやすいかと思います。
例えば、hogehoge.comと呼ばれるドメインを持っている会社(個人)誰なのか調べる機会があった場合、WHOIS登録されていれば、所有者情報、登録日時などの情報をキャッチすることができます。
提供情報に関しては大きくは以下の通りです。
- 登録ドメイン名
- レジストラ名
- 登録ドメイン名のプライマリおよびセカンダリネームサーバ
- ドメイン名の登録年月日
- ドメイン名の有効期限
- ドメイン名登録者の名前および住所
- 技術的な連絡の担当者の名前、住所、電子メールアドレス、電話番号
- 登録に関する連絡の担当者の名前、住所、電子メールアドレス、電話番号
JPドメイン名のWhois(JPRS WHOIS)では、次の情報を提供しています。 - 登録ドメイン名
- 登録ドメイン名のネームサーバ
- ドメイン名の登録年月日
- ドメイン名の有効期限
- ドメイン名登録者の名前(ne.jpドメイン名についてはネットワークサービスの名前)
- 技術的な連絡の担当者の名前、所属組織名、電子メールアドレス、電話番号
(属性型・地域型JPドメイン名の場合) - 登録に関する連絡の担当者の名前、所属組織名、電子メールアドレス
(属性型・地域型JPドメイン名の場合) - 登録者への連絡窓口担当者の名前、電子メールアドレス、電話番号、Web Page*、住所*
(汎用JPドメイン名の場合。*付きの項目は任意項目。)
そのうえで、近年ではドメイン情報の更新漏れによる正確性やマーケティング目的での情報収集などの課題があるようですね。
直近では、**WHOISの利用ってどうなの?**といったニュースも取り上げられるようになりました。
Qiitaドメインを調べてみた
試しに私が持っているドメイン情報をWHOIS検索してみました。
登録者名に関しては非公開にされていたので、個人的にはセキュリティ考えていますねといった印象を持ちました。
WHOISに掲載されている担当者情報・メールアドレスを通じて攻撃を行うことも可能ですので、企業担当者はドメイン管理は慎重に行うことを推奨します。
個人的にゆるく調べてみましたが、うまく活用できる反面、扱いには注意したほうがい機能だと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
参考サイト