いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
今回は技術紹介に関する記事ではないですが、パワポドキュメント作成ポイントについて、私が考えるポイントを記事にしてみました。
5分ほどで読める分量ですので、年末年始の気休めに読んでいただけますと幸いです。
今回紹介するパワポドキュメント作成ポイントは私の実体験から得たポイントとなります。そのため、教科書的な内容となっていないことはご了承ください。
目次
- 読者層
- 伝えたいこと
- その1:目的を考えてみる
- その2:伝える道筋を考えてみる
- その3:文章だけで伝わるかチェックする
- その4:良いパワポドキュメントを参考にする
- その5:外部へアウトプットしフィードバックを得る
読者層
次のような悩みを抱えている方に読んでいただければありがたいと思います。
- パワポドキュメント作成に何かしらの悩み・抵抗感を感じている方
- いきなりパワポ作成から入ってしまい、目的のない資料を作ってしまっている方
- パワポ職人として業務に携わっている方
伝えたいこと
本記事を通じて伝えたいことはパワポドキュメント作成≠目的でないということです。
何を言っているかと思われる方がいらっしゃるかと思いますが、実際、パワポドキュメント作成を行っていくと、レビューに対する修正やパワポドキュメントへ装飾を入れることに注力してしまい、パワポドキュメント作成が目的になってしまう場面が多くあるかと思います。
実際、私自身も直近まで、パワポドキュメント作成できればゴールと思っていました。
そのうえで、パワポドキュメント作成するだけで、聞き手にメッセージは伝えることが出来るのでしょうか?
もちろん、もちろん、きれいにパワポドキュメント作成すれば、相手へメッセージを伝えやすくなると思いますが、その前にメッセージ性とストーリーをきちんと定めておかないと、資料はきれいだが、何を伝えたいかよくわからない資料が生まれるといった悲劇につながると思います。
まとめると、パワポドキュメント作成の目的は、パワポドキュメント作成ではなくメッセージ性・ストーリーを明確にするだと考えています。そのうえで、私個人が感じる、目的達成のポイントをいくつか示してい見たいと思います。
その1:目的を考えてみる
当たり前のことかもしれませんが、一番抜け落ちやすいかと思います。
例えば、パワポドキュメント資料作成の目的が幹部陣への新規事業説明の場合、幹部視点であれば、新規事業の詳細情報より新規事業を通じた将来像に関心が集まるかと思います。
そのような、幹部陣への新規事業説明のプレゼンで事業の詳細説明に力を入れたところで、この事業を通じて何を行いたいのかさっぱり分からないといった判断を下される場合があるかと思います。
もっと、身近な例で示すと、技術選定時の説明資料があるかと思います。その場合、調査した技術に関する情報をまとめるのも大切かと思いますが、なぜ、その技術選定を行ったのかという背景の方が重要になってくると思います。
まずは、パワポドキュメントを作成する目的から考えてみることで、この資料を通じて何を実現したいのかが見えてくるかと思います。
その2:伝える道筋を考えてみる
その1のポイントにも繋がってくると思いますが、伝える道筋がぐちゃぐちゃだと、相手に対して正しく目的を伝えられない可能性が非常に高くなります。
そのうえで、伝える道筋を可視化するためのヒントとして、資料作成前に目次を作成することがあります。私個人も、ブログ・資料を作成する前に、目次を作成し、どのような流れで文章を執筆していくか可視化させてから本文を執筆しております。
また、目次を作成することで、文章量が多くなってきたときに、今どの部分を執筆しているのか確認するための目星にもなります。
言っていることは簡単なことかもしれませんが、伝える道筋を考えてみることを心掛けてみると、相手にとって何を伝えたいか分かる資料を作成できるかと思います。
その3:文章だけで伝わるかチェックする
テクニックよりのポイントですが、ワード・メモ帳などのツールを用いて、文章で執筆して相手に伝わるか確認してみることをおススメします。
目的が決まった、道筋が決まった、いざパワポドキュメント作成しようとすると、大体失敗してしまいます。理由として様々ありますが、パワーポイントの特性として前後関係をごまかしやすいといった点があるからだと私は考えています。
そのため、パワポドキュメントをいきなり作成せずに、文章として見える化させてから、前後関係をチェックすることをおススメします。(ブログもいい案かもしれませんね)
その4:良いパワポドキュメントを参考にする
世の中には多くのパワポ作成術のドキュメントがありますが、やはり、現場で利用されている良いパワーポイントドキュメントを見ることが一番の成長につながると思います。
個人的には、Speaker Deckなどのパワポ共有サービス、Tedなどのプレゼン配信などをチェックすることをおススメします。
また、外部イベントへ参加してみて、この人のプレゼン資料読みやすいなと思ったら、積極的に真似してみるのもいいかと思います。
その5:外部へアウトプットしフィードバックを得る
ここまで、いくつかポイントを示しましたが、いきなりパワポドキュメント作成が上手になるわけではありません。世の中では、技術コミュニティがごまんとありますので、LT登壇などを通じて、アウトプットし、参加者からフィードバックを得ながら、パワポドキュメントの品質を向上させていくことをおススメします。
もちろん、社内向けの資料であれば、先輩社員やそのプロダクトにあまり関わっていない方へ資料レビューを依頼し、フィードバックを得ることも良い案だと思います。
さいごに
ざっと、私が考えるパワポドキュメント作成ポイントをまとめてみました。
もちろん、パワポドキュメント作成のポイントは上記以外にもあると思いますが、大枠は外していないと思います。
本記事が読者のパワポドキュメント作成の悩み解決につながることを期待しております。
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございました!