いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
モブエンジニア(@mob-engineer)です!
Bedrockを学んでいる中でウォーターマークについて少し興味を持ったため個人的に調べてみた内容を記事として残しました。
公式ドキュメントによる説明
ウォーターマークに関して次のように説明がなされていました。
ウォーターマーク検出を使用すると、有害なコンテンツの生成を抑え、誤った情報の拡散を減らすことで、AI 生成コンテンツの透明性を高めることができます。コンテンツ作成者、報道機関、リスクアナリスト、不正検出チームなどがこの機能を活用して、Amazon Titan Image Generator モデルを使用して生成された AI 生成画像を識別して認証できます。Titan Image Generator のウォーターマーク検出では、信頼度スコアも得られるため、元の画像が変更されている場合でも検出の信頼性を評価できます。Amazon Bedrock コンソールに画像をアップロードするだけで、Titan Image Generator によって作成された画像に埋め込まれたウォーターマーク (ベースモデルやカスタマイズされたバージョンで生成されたものを含む) が API によって検出されます。
利用可能なリージョンは**米国東部 (バージニア北部) と米国西部 (オレゴン) **です。
コンソールで試してみた
ChatGPTで生成した画像で試してみたいと思います。
検出方法
- Bedrock画面>左側ペインのウォーターマーク検出をクリック
- 画像をアップデートすると分析ボタンを押下できるため押下
- 結果が表示されます
ウォーターマークは検出されませんでしたといったメッセージが表示されました。そのうえで、よくよく見てみたら、Titan Image Generator モデル対応と表示されていたので、Titan Image Generator モデルしかウォーターマーク検出ができないようですね。
Titan Image Generator G1で生成した猫の画像でチェックしてみたいと思います。
結果として以下の通りでした。
ちゃんとウォーターマーク検出が引っかかってくれましたね。
イメージとして利用可能なStable Diffusion 3.5 Largeでも試してみたいと思います。
結果として以下の通りでした。
やはりウォーターマーク検出は行ってくれなかったですね。
個人的にTitan以外のモデルで画像生成を行うシーンもあるかと思いますので、ウォーターマーク検出機能は強化すると、よりよい開発が実現するのかなぁと思いました。
小ネタレベルの記事ですが、少しだけBedrockに関する解像度を上げることができました。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。