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Aurora MySQL の Audit Log の有効化

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備忘録です。

結論として、以下の作業をまとめて実施する必要があります。

Aurora の設定

パラメータグループの変更

audit_log を出力するためにはパラメータグループに以下のパラメータの設定が必要です。

parameter name value
server_audit_logging 1
server_audit_logs_upload 1
server_audit_events CONNECT, QUERY,TABLE
server_audit_incl_users (特定のユーザーのログののみ出力する場合は、こちらでユーザー名を指定)

なお、 デフォルトのパラメータグループでは設定の変更が行えない ため、注意をしてください。(Audit Log を有効にしたい場合は、その Aurora クラスタ固有のパラメータグループを割り当てる必要があります。)

Aurora クラスターのログ出力定義の変更

ログのエクスポート画面で「監査ログ」をチェックして保存をします。

image.png

この作業により自動的に CloudWatch Logs のイベントストリームが作成され、Audit Log が出力されるようになります。

設定の拡張

パラメータグループのうち

  • server_audit_incl_users
  • server_audit_excl_users

を設定することで、どのユーザーの Audit Log を出力するかを制御することができます。

それぞれの設定範囲が重複した場合どちらが優先されるかは、公式ドキュメントに記載されています。以下はその内容を引用します。

・server_audit_excl_usersとserver_audit_incl_usersが未指定の場合(デフォルト値)は全てのユーザが記録されます
・server_audit_incl_usersにユーザを設定し、server_audit_excl_usersを指定しない場合、server_audit_incl_usersに指定したユーザのみ記録されます
・server_audit_excl_usersにユーザを設定し、server_audit_incl_usersを指定しない場合、server_audit_excl_usersに指定したユーザ以外が記録の対象になります
・server_audit_excl_usersとserver_audit_incl_usersに同一のユーザを設定した場合は、server_audit_incl_usersの優先度が高いため記録の対象になります

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