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GOLDEN Kubestronaut取得に向けたメモ

Last updated at Posted at 2025-06-08

はじめに

Kubestronautになったので、その次のGOLDEN Kubestronaut目指すかなーどうすっかなあと思う中で、情報があんまり出てこないので一旦情報収集してまとめる。

なお、Kubestronautを目指す人向けの記事ではない。

Kubestronautプログラムについて

概要

Kubestronaut プログラム は、継続的に学習に励み、Kubernetes のスキル レベルを高めてきたコミュニティ リーダーを表彰するものです。

Linux Foundation(以下LF)が提供する複数(多数)の資格を取得した人に贈られる称号的なもの。ベースとなるKubestronautでは5資格、GOLDEN Kubestronautでは13資格(kubestronaut 5資格+追加9資格)を有効期限中に全て保有することで得られる。これらを保有するとLinux Foundationから色々特典が得られる。

特典の一つがWebサイトでの表示だったりするが、2025/6/7現在で日本にGOLDENは3名しかいない。そら情報も少ないよね。Kubestronautは66名でそこそこいて、ググったら記事はそこそこ出てくる。

構成している資格試験

認定資格名 試験形式 試験時間 経験レベル
Linux Foundation Certified System Administrator (LFCS) パフォーマンスベースのテスト 2時間 中級
Istio Certified Associate (ICA) 実技&多肢選択試験 2時間 中級
Prometheus Certified Associate (PCA) 多肢選択式試験 90分 初級
Certified Argo Project Associate (CAPA) 多肢選択式試験 90分 初級
Kyverno Certified Associate (KCA) 多肢選択式試験 90分 初級
Certified GitOps Associate (CGOA) 多肢選択式試験 90分 初級
Cilium Certified Associate (CCA) 多肢選択式試験 90分 初級
Certified Backstage Associate (CBA) 多肢選択式試験 90分 初級
OpenTelemetry Certified Associate (OTCA) 多肢選択式試験 90分 初級

なお調査にはNotebookLMに各試験のURLを使って整理してもらった。

大半が初級・選択問題式で、中級のLFCSとICAだけ実技っぽい記述がある。KCA等と同様にKFCS・ICAはそれなりにトレーニングを積む必要な匂いを感じる。

費用とトレーニングコース

認定資格名 試験価格 トレーニングコース コース単価費用 コースバンドル価格 KodeKloud 備考
Linux Foundation Certified System Administrator (LFCS) $445 LFS207 $299 $645 standard コースバンドル価格と同額で、THRIVEサブスクリプションとのバンドルもあり
Istio Certified Associate (ICA) $250 LFS245 $99 $299 standard
Prometheus Certified Associate (PCA) $250 LFS241 $99 $299 standard
Certified Argo Project Associate (CAPA) $250 LFS256 $99 $299 なし
Kyverno Certified Associate (KCA) $250 LFS255 $299 なし なし KK standardにkyvernoのコースはあり
Certified GitOps Associate (CGOA) $250 LFS169 $0 なし なし 関連ありそうなLFS269は$299単品のみ,KK standardにArgoCD/FluxCDのコースあり
Cilium Certified Associate (CCA) $250 LFS146 $0 なし なし
Certified Backstage Associate (CBA) $250 LFS142 $0 なし standard
OpenTelemetry Certified Associate (OTCA) $250 LFS148 $0 なし なし

内容は2025/6/7現在のもの。KodeKloud(KK)のstandardは有料サブスクリプションを指す。多分これからどんどん状況は変わりそうな気がしている。特に単価部分をはじめ、鵜呑みにせず裏どりはしてください。

また、9つの試験のみのバンドルが$2090で提供されている。

また、LFはトレーニングコースのサブスクリプションとしてTHRIVEを提供しており、月間契約で年間契約で$360となっている。自分が使ったことないので出来は知らないが、無料のやつをチラッとみた感じテキストだった。→と思ったらテキストは最初のイントロだけで動画中心だった。

なお、いずれの価格も定価。
Kubestronautは50%引きクーポンがたくさん貰えるし、受験いっぱいしていると50%引きクーポンを発行できるし、udemyのコースで30~40%クーポンは結構貼ってあるし、ちょいちょいセールはしてるしで、うまく買うのが吉。

また、KodeKloudも同様にサブスクプランがある。CKA・CKAD対策コースはfreeで利用ができたが、CKSや今回のICAなどStandardでしか利用できないコースが存在している。年間$180。
自分はまだ課金していないものの、CKA学習時の体験が良かったので、他のコースも結構期待している。
また、上位のProプランでしか受けられないコースもありそうだが、AWSの資格ばかりなので今回は関係なさそう。

資格取得に向けて

とるべきか否か

redditから引用・和訳。他にもいいこと書いてるので詳細はそちらで。

利点(PROS)
会社が費用を出してくれない場合、特にKubeConに参加したいなら、その特典は価値があります。毎年50%割引が受けられます。自分や友人向けに資格試験の割引もあります。
非常に好奇心旺盛だったり、学術志向の人には、この道は良いもので、自己満足的にも報われます(そういうタイプの人もいます)。

欠点(CONS、ただし前向きな面も)
費用が高い(\$\$\$)ですが、Linux Foundationの教育プログラムは年に何度かセールを行っており、\$\$(あるいはCYBERWEEKでは\$)になります。Kubestronautでは5枚の50%割引クーポンももらえます。
表面的な学習にとどまり、実際の現場や本番環境の課題にまでは到達しません。
ツールの良い入門にはなりますが、企業での本格的な活用との間には大きなギャップがあります。

自分の感覚にだいぶ近い内容。CKA・CKAD・CKSは実技試験で良かったが、選択式が中心のものばかりで表層的な知識を問う感じだとあんまり意味なくない?という気がしないでもない。ただ一方で、例え実技試験を通っても実務ができるかというとノーだし、そもそも資格試験で何もかも保証しようとするのは間違っている。

個人的なモチベーションを挙げるとすれば、体系的な知識をつけたい、というのはある。
2年ほどk8sをガチャガチャ触っていて、Kyverno・Cilium・Backstageを除いて程度は違えどすでに利用をしている。ただ、どうしても都度都度やりたいことへの最短経路(最短とは言っていない)になりがちで、各ツールの方向性などはあんまり押さえられていないのを感じている。実際、最近CKAなどを通じた勉強のなかで、「こんな簡単な方法が…何故オレはあんなムダな時間を…」(スラダン三井の画像略)ということがちょいちょいあった。

あとは弊社が太っ腹にもお金を出してくれるというのもある、お金は正義です。

試験・勉強コースの確保案

そもそも全資格が有効な状態にする必要があり、Kubestronautの資格も含む。
試験バンドルを購入してさっさと取り切ることを前提に動くのが良さそう。

というわけで、自分の場合は、

・試験バンドルを購入
・無料教材がある試験を先に勉強・突破
・有料対策が必要な試験をLF or KKのサブスクどちらか加入して勉強・突破

みたいな感じになりそう。(まあ別にLFもKKも年間契約したいって言ったら普通に会社で出してくれそうだけど、余計な出費を削るに越したことはないので)

おわりに

書きながらまあやろうかなーという気持ちにはなりつつある。ただ競技プログラミングもISUCONもしたいし、お仕事の忙しさ度合いが直近爆増してるのでもう少し悩む予定。

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