絶対に読んでほしい、手元に置いておきたい3冊(実務で使えること勉強しません?)
事業会社にいるITスタッフとして事業会社の実務で使えるコンパクトな網羅的な書籍や情報がなくかなり悩んでおりました。本屋に行ってもネットの情報を見ても多くの本や情報が溢れていますが、実際のソースコードが乏しく情報がかなり断片的、「網羅的な情報」(これ重要!)でなく理解に苦しむことが多かったです。プログラミングスクールのカリキュラムと比較しましたが、これら3冊の本を読破して実務で実践した方がよっぽどか身に付くと思いました。大規模書店に出向き本を徹底的に比較しクイックに(私のイメージでは数日で)網羅的に習得したい場合にお勧めな書籍がこちら、次の3冊になりました。実際に私も買いましたが、数日で読み切り基本的な機械学習、深層学習のコードが書けるレベルまで成長できました。初心者が網羅的なAIのフルスタックエンジニアとしてすぐに自立するには必携なはずです!
(1)すぐに使える! 業務で実践できる! Pythonによる AI・機械学習・深層学習アプリのつくり方
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断然この一冊は一押しです!実務への応用がすぐにイメージがつきました。Google Colaboratoryの説明だけではなくほぼ全ての演習で実際にColaboratory上でコピペして流せるコードがついています(手元にJupyter Notebook環境を構築した場合も想定されています)。NumPy, SciPy, Pandas, scikit-learn (学習とテストケース分け), OpenCV (OCR, 手書きや画像認識、ぼかし処理、動画解析),自然言語処理、スパム判定への応用、TensorFlowやKeras, MNIST, CNNなどのライブラリを活用した深層学習についても網羅的に学べてすぐに実行可能なソースコードがついています。TensorFlowやKeras, CNNライブラリなどを使った場合や使わなかった場合のコードの違いにまで言及されており、この一冊で誰もが明日からAIエンジニアになれそうです。 https://amzn.to/2OSFeSh
(2)東京大学のデータサイエンティスト育成講座 ~Pythonで手を動かして学ぶデ―タ分析~
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東京大学松尾研究室がネットで公開している情報をより詳細を加えて書籍化されたもの。Pythonの言語特性や統計分析、機械学習のエントリーレベルとしてすごく役立ちます。 Google Colaboratoryで実行可能。大方の内容が研究室で公開はされていてそれだけでも勉強できなくもないのですが、とにかく量が多いので、ネットのファイルだけでは混乱し復習が大変だと思いましたし頭の中にスーッと入れるには本があった方が助かりました。そんなに高くないので時間短縮を考えると手元に本があった方がいいです。 https://amzn.to/2R4BIY1
(3)統計学図鑑
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一番コンパクトで一番網羅的に統計学の基礎が書かれている本に見えました。データサイエンティスト必携だと思います。記述統計学、確率分布、推測統計学、信頼区間、仮説検定、分散分析と多重比較、ノンパラメトリック、実験計画、回帰分析、多変量解析、ベイズ統計学とビッグデータと誰もが何かしら聞いたことがあるキーワードについて網羅的に図などを活用しコンパクトにまとめられています。https://amzn.to/2R0zys3
私の場合は経済学で統計学を一部学んでいたこととプログラミングの知識もゼロではなかったというバックグラウンドではあるもののどちらもゼロベースでも十分に使える書籍だなあと思いました。バックグラウンドが少しでもあれば復習や知らない知識の補完が非常に楽な3冊だと思います。
統計学の知識はAI処理で必須ではないこともあると思いますが、電算処理の業務要件によっては統計分析のエリアになるので信頼を得るにも基礎固めはしておいた方が良さそうです。