【Java】index++ と ++index の違い

はじめに

LeetCodeの問題「4Sum」の解説を読んで疑問を覚えたので調べた内容をメモ。

問題

整数の配列から２つの要素をピックアップして、２つの数字の合計値がターゲットとなる数字と一致した場合、２つの数字をリストに追加するという処理の部分。
（解説のコードとは少し変えてあります。）

int nums[] = [-2, -1, 0, 0, 1, 2];
int target = 3;

List<List<Integer>> res = new ArrayList<>();
int left = 0;
int right = nums.length - 1;

while (left < hi) {
	int currSum = nums[left] + nums[right];
	if (currSum < target || (left > start && nums[left] == nums[left - 1])) {
		++left;
	} else if (
		currSum > target ||
		(right < nums.length - 1 && nums[right] == nums[right + 1])
	) {
		--right;
	} else {
		res.add(Arrays.asList(nums[left++], nums[right--]));
	}
}

以下の部分であれ？？となった。
addするときにインクリメント（とデクリメント）しちゃったらダメじゃん？と。

res.add(Arrays.asList(nums[left++], nums[right--]));

なぜこうなるか

System.out.println(array[++index]);

上記のように ++ を先に書いた場合は、まずindexに１を加えてから値を与える。

一方で

System.out.println(array[index++]);

のように ++ を後に書いた場合は、まずindexの値を与えてからインクリメントする。

例）

int nums[] = [-2, -1, 0, 0, 1, 2];
int i = 0;
System.out.println(nums[++i]); // -> -1
// -> indexをまずインクリメントするのでnums[1] が出力される。

System.out.println(nums[i++]); // -> -2
// -> まずiの値を与えるので nums[0] が出力され、それからiをインクリメントする。

おわりに

5年近くやってて、ほんっとに知らなかった。ここで知れて良かった・・・