はじめに
- 読んだ本について
- 書名:最強の働き方 世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓
- 著者:ムーギー・キム
- 発行年:2016年
- 発行所:東洋経済新報社
- ITエンジニア本大賞2017年ビジネス書部門大賞受賞
- 本の目的(本文より抜粋)
- 自分が選んだ道で最高水準の仕事をする
- 本の特徴(本文より抜粋)
- 世界中のあらゆる職業で重視される「一流の基本」を、一冊に抜粋
- 世界中で怒られ、説教され、感心してわかった一流の基本
- 「雲の上の理想」ではなく、「坂の上の現実」
- 誰でも実践できる内容ばかり
- 読みやすさへの徹底したこだわり
- 本嫌い・ビジネス書嫌いにも読んでほしい一冊
- 世界中のあらゆる職業で重視される「一流の基本」を、一冊に抜粋
- 読むきっかけ
- もうすぐ社会人3年目となる為、本からもインプットを得たい
- 本を探していたところ、ITエンジニア本大賞が目に入ったので、過去の大賞から選んで読んでみた
- 当記事について
- 本を読んで、特に印象深かったメモの取り方について、備忘録的に要点と感想を記載
- メモを普段取らない人にも普段からメモを取る人にも読んでほしい
「できる人ほどメモとり魔」
要点
- メモを完璧にとることで、仕事ができて信頼される人になる
- 「この人に任せれば、言ったことが正確に理解され、漏れなく実行される」という安心感が信頼を生む
- メモが完璧だと、相手が話したことやリクエストしたことを漏れなく把握できる
- 必死にメモをとることは「あなたの発言すべてが大切です」というメッセージにもなる
- メモをとる力はほぼすべての業種、職種で求められる力
- メモひとつにも仕事への姿勢、漏れのない鉄壁の注意力があらわれる
- メモの整理以前に重要なポイントが抜けていない漏れのなさが重要
感想
- メモは整理しながら記載していたので、とにかく漏れを生まないように書くことを重視する主張に驚いた
- 簡単なリクエストなどでは、メモを記載しない場合もあったので、相手に安心感を与える為にもなるべくメモを取るようにしようと思った
- 何でもかんでもメモをすると時間のロスや会話の盛り下げを生む可能性もあるため、メモをすべき会話とそうでない会話の線引きも見極めていきたい
「一流のメモは常にピラミッド構造」
要点
- 一流の人材はメモをたんに書き殴るのではなく、整然とした論理構造でメモを仕上げていく
- 論理的思考に長けている人は、わけのわからない話でも、言おうとしていることの本質を把握し、情報をすぐに引き出せるようにピラミッド構造に整理する
- 一流のメモは、ワードに起こすだけで議事録になり、メモを部下に渡すだけでパワーポイントスライドになる
- 結果的にミーティングの時間が無駄にならない
- ミーティングが終わる頃には話の要点とネクスト・ステップがまとめられている
- 会議が多いと議事録作成だけで時間が取られてしまう為、一つ一つのメモの論理性を高めることが重要
感想
- メモをとる際に、箇条書きで書きがちだったので、後から読みやすいメモを意識しようと思った
- 論理的思考力の付け方については、記載がなかったので、他文献で探し身に着けていこうと思う
まとめ
メモを漏れなくとることで、相手の話をしっかり把握することができる
メモをとる際には、論理構造を意識する
おわりに
今回、メモの重要性を再認識できてよかったです。
『最強の働き方』には、メモのとり方以外にも勉強になる仕事の基本がまとめられていたので、興味を持った方はぜひ本を読んでほしいです。