草莽Erlang ── 15. case

口で言うより行うことがErlang習得への近道と信じています。

case式の書き方

case 式 of
  パターン1 [when ガードシーケンス1] ->
    本文1;
  パターンN [when ガードシーケンスN] ->
    本文N
end

1. caseとofの間にある式が評価される
2. その結果に対してパターンが順次マッチングされる
3. マッチングが成功し、ガードシーケンスが真であれば、対応する本文が評価される
4. 本文の戻り値がcase式の戻り値となる
5. 真のガードシーケンスを持つパターンがない場合、case_clauseランタイムエラーが発生する

試しに練習目的でcase式を使った簡単な無名関数を書いてみます。受け取った引数のパターンに応じて真偽を判定するだけの関数です。無名関数なので、Erlangシェルに貼り付けて使えます。

IsValidResult = fun (Result) ->
  case Result of
    {ok, _Value} ->
      true;
    error ->
      true;
    _Else ->
      false
  end
end.

> IsValidResult({ok, 123}).
true

> IsValidResult(error).
true

> IsValidResult([1, 2, 3]).
false

Elixirにも挑戦したい

闘魂ElixirシリーズとElixir Schoolがオススメです。