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はじめに

最近、生成AIを使ったソフトウェア開発がすっかり日常になってきました。
そんな中、AI と Uit(hub) を組み合わせたワークフローが特に気に入っています。

私はどちらかというと、テキストエディタはできるだけシンプルに保ちたい派ですので、AIにコード補完を丸投げするのではなく、「自分で考えながら、AIを対話相手として使う」スタイルが気に入っています。

この記事では、そんな私の開発スタイルを支えてくれている
AI + Uit(hub) の組み合わせについて紹介したいと思います。


なぜ Uit(hub)?

生成AIにコードの相談をするとき、私がいつも意識していることがあります。

それは、「必要な部分だけを、わかりやすく提示する」 ということ。

リポジトリ全体を丸ごと投げたり、何百行もの巨大なファイルをそのまま貼り付けたりすると、
AIも混乱してしまい、「それっぽいけど、実際には使えない回答」が増えてしまいます。

じゃあどうするか?
そこで活躍するのが、今回紹介する2つのツールです。


Uithub(Webサービス)

OSSのリポジトリ全体から、関数単位やファイル単位でサクッとコードを抜き出せるWebサービスです。

AIに「この関数の動作について教えて」と聞きたいとき、
関連ファイルだけピックアップして貼り付ければ、回答精度がぐっと上がります。

詳しくはこちらの紹介記事がとてもわかりやすいです👇


Uit(自作ツール)

ローカル環境でも、Uithubみたいなことができたらな〜と思いで作ったのが「Uit」です。

ターミナル上で、fzf を使ってリポジトリ内のファイル名を高速に絞り込み、
必要な部分だけをサクッと抜き出して、そのままクリップボードにコピー。
AIチャットに貼り付けて、すぐにやり取りが始められます。

ソースコードはこちら👇


私の使い方

私の基本スタイルは、次の繰り返しです。

  1. 必要なファイルを選ぶ
    Uitでファイル名を絞り込み、対象ファイルの中身をまるごとコピー。
    必要なら、その後で不要部分を手作業で削ります。

  2. AIに貼って、対話しながら進める
    AIの返答を見て情報が足りなければ、追加で別ファイルを選んで貼り直し。
    プロンプトもその都度調整します。

このループで、テンポよくAIとやり取りしながら開発を進めています。


おわりに

AIに丸投げするのではなく、「自分で考えながら、AIの力を借りる」
そんなスタイルが、今の自分には合っていると感じています。

そのためにも、必要な情報だけをサッとAIに渡せる環境づくりはとても大事です。

もし同じような悩みがあれば、ぜひ Uit や Uithub を試してみてください。

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