今までtmuxの見た目は、ほぼデフォルトのままでやってきました。そろそろ 自分らしさ を出していこうと思います。
調べた内容をここにメモします。
status line
マニュアルによると
- 画面下部にある帯
- 現在のセッションに関する情報が表示される
- 対話型コマンドの入力に使用される
A status line at the bottom of the screen shows information on the current session and is used to enter interactive commands.
設定方法
status line の設定方法はこの記事に完結にまとめられていました。
set-option
コマンドにはset
という偽名が定義されているので、短くset
と記述できます。
set-window-option
コマンドも、短くset
として問題ないようです。set
コマンド一つでいけます。
永続化させたい設定は設定ファイル($HOME/.tmux.conf
)にset -g ...
と書きます。
一時的に試したい場合は、tmux
コマンドとset
コマンドを組み合わせて、ターミナルでtmux set -g ...
と打つことも可能です。
-g
は「グローバルオプションとして設定」という意味ですが、深く考えずset -g ...
でいいと思います。
status-styleコマンドを用いて status line のfg
(foreground colour)とbg
(background colour)を変更できます。
fg
は文字の色、bg
は背景の色です。 両方またはどちらか一方を調整することにより、お好みの色の組み合わせにします。
set -g status-style 'bg=black,fg=white'
現在アクティブなウインドウ名の見た目だけ変更したい場合は、window-status-current-formatかwindow-status-current-styleが便利です。
# 現在アクティブなウインドウ名の文字の色を背景の色を入替
set -g window-status-current-format "#[reverse] #I:#W"
# 現在アクティブなウインドウ名の文字の色を背景の色を指定
set -g window-status-current-style 'bg=colour002,fg=black'
自分らしさ
- シンプルな見た目が好み
- tmuxを使っていることを意識できるよう(白黒ではなく)色は残す
- どのウインドウがアクティブなのか一目でわかるようにしたい
これに決定!
set -g status-right ''
set -g status-style 'bg=colour022,fg=colour064'
set -g window-status-current-style 'bg=colour022,fg=colour010'
使える色
-
black
,red
,green
,yellow
,blue
,magenta
,cyan
,white
- (明るい色がサポートされている場合)
brightred
,brightgreen
,brightyellow
-
8ビットカラーの256色(
colour0
〜colour255
) -
default
(tmuxのデフォルト) -
terminal
(ターミナルのデフォルト) -
RGB(
#000000
〜#ffffff
)
色の見本はWikipediaにいいのがありました。
さいごに
非アクティブのウインドウペイン(窓ガラス)の背景色の変更にも取り組みました。もしよかったらご覧ください。
本記事は autoracex #259 の成果です。ありがとうございます。