今回のお題は
今回はVyattaにSNMPエージェントを設定して、Zabbixから監視できるようにしてみます。
VyattaのSNMPエージェントの設定
必要最低限でさくっと設定します。ここでは、コミュニティ名をsecretとします。
CommitとSaveを忘れずに。私は前回、DHCPとNATの設定でSaveを忘れて内容が飛びました。
# set service snmp community secret
# commit
# save
SNMPクライアントからのアクセス確認
Net-SNMP
仮想マシンの準備
Zabbixインストール用の仮想マシンを、Vyattaで構成している192.168.3.0/24のセグメントに作成。OSはCentOS6.4にします。ほんとに仮想環境は便利ですねぇ。CentOSのインストール手順は割愛します。
Net-SNMPのインストール
yumでさくっとインストールします。
# yum install net-snmp
# yum install net-snmp-utils
これでsnmp-walkを使えるようになったので、VyattaのSNMPエージェントにアクセスしてみます。
# snmpwalk -v2c -c secret 192.168.3.1
結果はこんな感じでずらっと出てきます。
[root@zabbix ~]# snmpwalk -v2c -c secret 192.168.3.1
SNMPv2-MIB::sysDescr.0 = STRING: Vyatta VC6.6R1
SNMPv2-MIB::sysObjectID.0 = OID: SNMPv2-SMI::enterprises.30803
DISMAN-EVENT-MIB::sysUpTimeInstance = Timeticks: (82650) 0:13:46.50
SNMPv2-MIB::sysContact.0 = STRING: root
SNMPv2-MIB::sysName.0 = STRING: vyatta
・・・きりがないので後略
いやあ、今日はさくっと動いて助かるなぁ。
Zabbixをインストールする
Zabbixは こちら に従ってインストールします。
ほんとに従うだけなので、手順は割愛で。しかし、Vyatta経由でインストールてきていると思うと、Vyatta愛が高まりますなぁ。
ZabbixでVyattaのSNMPエージェント情報を参照する
何の記事かわからなくなってしまうので、Zabbixの設定は割愛で。ここで設定が面倒なので泣きがはいり、コミュニティ名をPublicに変更しました。
ZabbixのSNMP監視の設定って、ほんとに面倒で、社内利用も頓挫しています。おすすめ情報があったらどうか教えてください~。
どうやら、SNMP Genericテンプレートで取れる情報は下図参照のみみたいなので、今日は挫折します。こんなのグラフ化しても面白くないしねぇ。
まとめ
ということで、ZabbixでVyattaを監視しつくす設定はまたそのうちチャレンジします。お楽しみに~。