e-statで国勢調査の年齢別人口を使って、人口ピラミッドを作る簡単な方法を紹介します。
#データ準備
e-statからデータを取得します。最新の国勢調査の年齢別人口はここにあります。リンク先で「表示項目選択」をクリックし、必要なデータのみを抽出します。ここでは、以下のように設定し、確定ボタンを押します。
- 表彰事項 → そのまま
- 国籍総数または日本人 → 国籍総数
- 男女 → 総数を除外
- 年齢 → 総数を除外
- 全国~人口50万以上の市 → 任意の都市(複数でも可)
- 時間軸(年次) → そのまま
ダウンロードボタンを押すとダウンロード設定画面が開きます。
ダウンロード設定のファイル形式は「CSV形式(列指向形式)」とし、他はデフォルトのまま、ダウンロードボタンを押します。
データは以下の画像のような形式です。
作成方法
画像のようにピルを配置すると、男女別・年齢別の人口が表示されまが、男女とも右向きに人口が表示されるのでピラミッドになりません。
そこで、男性人口のみ左側に表示されるように、性別が男の場合、人口がマイナスになるように計算フィールドを作成します。
男女別人口
IIF([男女]="男",-[Value],[Value])
この「男女別人口」で列のValueを置き換えるとピラミッドが表示されるので、あとは男性側の軸がマイナスになっているので、軸の書式設定のカスタムで以下のように設定してマイナス表示を消して完成です。
マイナス記号を表示させない書式設定
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