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消費額推移をTableauで可視化

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e-statの家計調査データを使って、消費額の推移を可視化します。
完成版はTableau Public参照。

年末年始の消費動向 (1).png

作成方針

家計の消費項目は、季節によって大きく異なるので、それを可視化できると興味を引くものができます。今回のダッシュボードでは、特定の月に消費金額が跳ね上がるものをランキング化して可視化しました。また、月ごとだけでなく、日毎のグラフも合わせて表示することで、月の中でも特定の期間に偏ってのかどうかを見ることができます。

データのダウンロード

家計調査(家計収支編) 時系列データ(二人以上の世帯)から、月別の全品目支出金額
家計調査の表番号6−16の品目分類による日別支出から年末年始分のデータをダウンロードします。

データ整形

月別の全品目支出金額データは、データベース形式で提供されていないので、整形する必要があります。
まずは、Tableauでデータインタープリターを使用して読み込みます。

使用前
Screenshot 2022-01-23 15.31.45 - Display 2.png

使用後
Screenshot 2022-01-23 15.34.06 - Display 2.png

項目名「1」〜「60」は、各月の値が入っているので、ピボット解除します。
Screenshot 2022-01-23 15.40.54 - Display 2.png

消費額が年末に跳ね上がる品目の特定

とりあえず折れ線グラフにしてみると、品目が多すぎてよくわかりませんね。
Screenshot 2022-01-23 15.49.26 - Display 2.png

なので、「年末に跳ね上がる」を(12月の割合)= (12月の消費額合計)/(年間の消費額合計)と定義して、TOP10のみ表示していきます。
折れ線グラフで表現してもいいのですが、TOP10を見せるのであれば、項目数がやや多すぎる気がするので、今回はハイライト表を使って可視化します。

まず、TOP10にフィルターするために、セットフィルターを設定していきます。
Screenshot 2022-01-23 16.15.41 - Display 2.png

式指定
sum(iif(DATEPART('month',[年月])=12,[消費額],null))/sum([消費額])

Screenshot 2022-01-23 17.01.55 - Display 2.png

TOP10を12月の割合順に並べるために、EXCLUDEを使います。以下の式を不連続にして、行の先頭に持ってきます。

12月の割合
{exclude DATEPART('month',[年月]):
    sum(iif(DATEPART('month',[年月])=12,[消費額],null))/sum([消費額])
}

あとは、日別の消費額を棒グラフで表現し、ダッシュボードに配置して完成です。

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