こないだAWSからMySQLのサポートが終了すると通知がきました。
バージョンアップまでの振り返りたいと思います。
各システム担当者に連絡
AWSのhealthdashboardから影響のあるリソースを調べます。
どれが対象のRDSになるのかを控えて誰がそのRDS、システムの担当者なのかを確認します。
確認することは大きく4つです。
・バージョンアップしますよ!
・バージョンアップするとこんな差異がありますよ!
・バージョンアップ対象はこちらのRDSです!
・何日の何時であれば影響はないですか?
メンテナンスウインドウを変更する。
メンテナンスウインドウは、データベースのアップグレードやメンテナンスを安全に運用するために、Amazon側が行うシステムの更新作業を実施する時間帯のことをいいます。
対象のRDSを選択し「変更」をクリックします。
UTC時間となっているので日本時間で考えると9時間後の時間で考えます。
写真の設定だと毎週日曜日、開始時間14時(日本時間23時)期間0.5時間なので14:30(23:30)以内の時間となります。
続行をクリックすると確認の画面になります。
現在のメンテナンス時間と変更後のメンテナンス時間が表示されます。
すぐに適用をクリックします。
データベースの画面にもどり対象のRDSを選択します。
メンテナンスとバックアップウインドウのタブで変更後の時間帯がわかります。
※実際にAWSからメンテナンスイベントがある場合は、「メンテナンスの保留中」に利用可能と表示されます。
バージョンアップ
下に進み変更をクリックし確認画面へ進みます。
ここでは「次回の定期メンテナンス期間中に適用」を選択します。
下の「すぐに適用」を選択するとメンテナンスウインドウに関係なくバージョンアップされてしまいます。
メンテナンスウインドウ適用するタイミングの注意点
今回のバージョンアップ作業を進めるにあたり現場の上長からご指摘、アドバイスをいただきました。
「すぐに適用」と「次回の定期メンテナンス期間中に適用」どちらを選ぶかによってメンテナンス時間は変動します。
たとえば構築時に日曜日の14時にメンテナンス時間を設定
開始日 | 開始時間 | 期間 |
---|---|---|
日曜日 | 14:00 | 0.5 |
そうすると現在のメンテナンスウインドウは下記になります。
January 26, 2025 23:00 - 23:30 (UTC+09:00)
変更したいスケジュール
開始日 | 開始時間 | 期間 |
---|---|---|
水曜日 | 14:00 | 0.5 |
日本時間で1月22日23:00~23:30
● "すぐに適用"パターン
・作業日時が1月22日(水)13:00である
すぐに適用すると下記になります。
January 22, 2025 23:00 - 23:30 (UTC+09:00)
● "次回の定期メンテナンス期間中に適用"パターン
January 28, 2025 23:00 - 23:30 (UTC+09:00)
バージョンアップしたい日によって変わるので理解しておきます。
参考にしたドキュメント
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