みなさんこんにちは。寒い日が続きます。
ずーーーーっと前から書こうと思っていて書けなかったデベキャンの記事を書こうと思います。
デベキャンとは?
DevelopersIO BASECAMP、通称デベキャン。
AWSのことなら日本でNo. 1の会社、クラスメソッドが主催する実践形式のトレーニングです。
動画コンテンツとかで見て学ぶ。とかではなく実際に設計書を書いてみましょう!作ってみましょう!というトレーニングです。
それでクラスメソッドのエンジニアさんに質問ができる。さらに直々にレビューをいただける。しかもこれがなんと無料、いたせりつくせり。
本当にいいのか?なんならお金出しますよ。と言いたくなるくらい。
ちなみに自分が参加したのはデベキャンの“エッセンシャル”というやつ。Slackでチャットしながら進めるもの
本チャンのデベキャンは実際にオンライン通話し要件定義から設計から構築までできるというもの。
デベキャンではどんなことをしたのか?
まず課題が渡されます。例えば課題1では構成図を渡されてお客さんからの依頼の要件を読みながら進めます。
お世話になっております。
AWS環境の構築を御社にお願いします。
要件の整理と、構成図を描くところまではできたものの、細かいパラメータや採用しているAWSのサービスについて自信がないため、サポートいただきたいです。
・・・
などというメールの文言から始まり
お題として、、
- DBの負荷が上がることが予測されるので分けて使いたい
- Auto Scalingスケーリングは使用率50%を超えたらスケールさせたい。
落ち着いたらコスト削減のため台数を減らしたい
・・・
などとお客さんからの要望が出されます。
そこからSlackのチャットを利用して質問をしながら進めて行くといった流れです。
課題1では基本構成図からAWS環境構築するための詳細設計書の作成
課題2でオンプレからクラウドへの移行
課題3では自由課題
といった流れで進んでいきました。
しかし課題2からは一気に難易度が高くなり自分はほぼ挫折状態でした。。。苦し紛れで提出しフィードバックをいただき課題3では自由課題。IAMのスイッチロールの設定やこれまでの課題の復習期間にあてて質問をしていました。
課題で使用していたサービス
- EC2
- Systems manager
- Amazon S3
- NAT ゲートウェイ
- AWS Certificate Manager
- Amazon CloudFront
- ALB
- AWS WAF
- EventBridge
- GuardDuty
- Amazon SNS
- RDS Aulora MySQL
- Elasticashe
デベキャンとAWS教材との違い
UDEMYでの教材や書籍にもAWSの教材はあるしなにもデベキャンに参加しなくてもいいでしょ。と思います。
動画での教材、書籍だとわからないことがあったときにすぐに質問することができません。
AWSの動画教材や書籍でももちろん学習はできますし体系的に学べます。ただ実際の現場でどんな風に進めていったらいいのか?設計書を書いたところで本当に良いものか?不安に感じます・・
有識者に直接質問・レビューしてもらえる
デベキャンの最大のメリットは実務経験が豊富で日本ではAWSでNo. 1のエンジニアさんに質問できる。作った設計書にレビューがもらえる。
もしくは構築して行く流れで行き詰まったときに質問ができるということが大きいです。
またお客さんにどのようにメリットを提示して提案すればいいのか?を指導してもらえます。
自分でわかっているつもりですが実際に設計書を見てもらうことでできていなかったり、理解していなかったりすることがあります。
とても基本的なことを指摘されたりするので恥ずかしい思いをしますがこれも学びです。例えば、、
-
セッションマネージャー を使う際はポート22を空けなくてもいい。ポートを開けないのがセッションマネージャーでEC2にリモートアクセスをするメリット
-
ターゲットグループ のALB→EC2の通信プロトコルはiHTTPSにしてしまうとターゲットにサーバ証明書が必要になる。ALB(ターゲットグループ )→EC2のこの通信間ではAWSのVPC内でのトラフィックとなるので厳しい暗号化要件がない限りは暗号化不要である。
(閉じたネットワークの通信なので) -
もしもNACLで制御するならインバウンドトラフィックと対になるアウトバンドトラフィックの許可も必須です。セキュリティグループで制御するならACLで制御しないのが推奨です。
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他のリソース名と統一感を持たせるように、最初にリソースの命名規則を決めておくこと
この環境のリソースには、以下のように命名規則を設けます。
-<プロジェクト名>-<リソース名>-<サービス名>
※Amazon Amazon S3バケット等、重複できない名前は末尾にAWSアカウントIDを付けます。 -
GuardDutyでSNS通知を送信できるようにEventBridgeルールを設定しておくこと。
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RDSとAurolaの選定する際の選ぶ基準について、もしRDSではなくAuloraを選定するのか?ディスク容量を決める必要がなくディスクフルにはならない、従来の仮想マシン構成にまつわる悩みがAuloraでは軽減されるため
などなど、、
他の現役エンジニアの質問回答が見れる
自分の質問回答だけでなく他の参加者の質問回答が見れます。1期生はSlackで運用していて常に質問が飛び交っていました。
似たようなところでつまづくこともあれば、違う観点での質問もありとても大きな学びとなりました。
もくもく会が開ける!
一人でやるのもいいのですが誰かと一緒に学習する時間を約束すると身が入ります。
ちなみにもくもく会が私が勝手にチャットルーム内で呼びかけました(笑)
募集をしたところ2、3名ほど集まり途中から講師の方にも飛び入りで参加してもらいました。
そこでも質問回答会がありましたね。オンプレからクラウド移行についてのお話など、
私が参加した時は第1期、少し前に2期生の募集がありクローズになっています。AWSの技術を高めたい!という方はクラスメソッド 、DevelperIOの情報を追ってみてください。また募集がかかるかもしれません。
他にはこんな記事があります!