こんにちは!もみです🐶
私は現在大学3年生(就活中)で、半年間にわたりメガベンチャー4社で就業型インターンを経験しました。
✍️ 就業型インターンシップとは
企業の現場で実際の業務に携わるプログラムです。
短期間の座学やワークショップ型のインターンとは異なり、数週間から数カ月間、プロジェクトやチームの一員として実務に携わるのが特徴です。
私は複数企業での就業型インターンを通じて、直近の就活のためだけに留まらず、エンジニアとして、そして一人の人間として多くの学びを得ました。
この経験は、自分を大きく成長させ、人生やキャリアへの考え方を前向きに変えるきっかけになりました。
この記事は、就活の早期化やインターンの必須化を推奨するものではありません。
ただ、短期間で複数の企業で働くことは、学生だからこそ挑戦できる貴重な体験であり、視野を大きく広げ、成長するための良い機会でもあります。
この体験談が、一つの選択肢として参考になれば幸いです。
今回は「就業型インターンで学べたこと」ではなく、「複数の就業インターンを経て学べたこと」に焦点を当て、4つご紹介します💡
🏠 自分に合った働き方を見つける
最近、フルリモートを廃止・縮小する企業も増え、業界でも話題になっていますね。
特にエンジニアという職種は、企業やチームごとに働き方(リモート・出社など)が大きく異なるため、企業選びの際にも重要なポイントになります。
とはいえ、「なんとなくリモートが良さそう」といった漠然としたイメージしか持っていない学生も多いのではないでしょうか?
実際に働いてみないと分からないことも多いですよね…。
私も同じでした。実際に「フルリモートのチーム」、「ハイブリッド型のチーム」、「チームメンバーはリモートでも自分は出社」などさまざまな働き方を経験して、働き方に対する理解が大きく深まりました。
例えば、出社では単純な通勤時間だけでなく、気力や準備時間も必要で、想像以上に1日の時間が削られることを痛感しました😔
特に地方住みの私にとっては、都内での暮らしや通勤ラッシュなど実際に体験することができたのは貴重な経験でした。
一方で、オフィスにいることで得られる偶発的なコミュニケーションやチームメンバーと直接話すことによる学びや楽しさも大きかったです。
リモートでは効率的に働ける反面、自発的にコミュニケーションを取る力や、自分の状況を開示する力、周囲を巻き込む力が求められることを実感しました。
また、チームの仕組みやコミュニケーションの取り方次第で、生産性やチームワークが大きく変わります。
企業分析の際、その企業の生産性やリモートワークに対する考えや文化、取り組みを知る重要性を改めて感じ、その後の選考に活かすことができました。
こういった経験を通じて、自分がどのような環境で最もパフォーマンスを発揮できるのか、また仕事とプライベートをどのように向き合いたいのかを体験した上で結論を出すことができました。
働き方は、仕事だけでなく生活全体にも影響を与えるため、自分に合った働き方を見つけ、人生をより豊かにしていきたいですね🌱
🤝 組織・チームの知見を学ぶ
採用技術、ドキュメントの運用方法、コーディングの際の共通ルールなど、一見すると小さな文化や取り組みも、組織やチームで長年積み重ねていくことで大きな違いが生まれます。
また、こうした積み重ねを続けてきたからこそ見えてくるメリットやデメリットがあります。
各企業には、個人では到底得られないような工夫や知見が蓄積されています📚
その中に実際に飛び込み、一社員として学び感じることができたのは本当に貴重な経験でした。
特に学生として短期間で複数の企業を経験したことで、さまざまなチームの違いや共通点に気付きやすく、比較することで多くの学びを得ることができると思います。
私も、技術的な知見はもちろん、チームや組織づくりの工夫、見習いたい素敵な文化や考え方など、多くを吸収することができました。
これらの経験を、今後自分が関わる開発やチームにも活かし還元し、より貢献できるエンジニアになれるよう努めていきたいです☺
🌍 様々なドメインに触れる
自分がどのようなサービスに携わりたいのか、どのようなドメイン(事業領域)に興味があるのか模索中の学生も多いのではないでしょうか💭
特にtoC向けサービスに触れる機会は多いですが、toB向けサービスや、それを支える基盤に触れる機会は限られていますよね...
私は、「 知らないこと = 興味がない 」 で終わらせたくないという思いから、さまざまなドメインに挑戦することを意識してインターンを選びました。
toBサービス、toCサービス、基盤など、幅広い分野に挑戦し、新たな発見や学びを得ることができました🌍
たとえば、全く知識のなかった請求書関連のサービスでは、ユーザーが抱える課題を理解し、声を聞きながら、難しいドメインを学びつつ開発に携わりました。
難しさを感じながらも、それまで以上に大きなやりがいを得ることができました。
また、toBサービスとtoCサービスそれぞれの難しさや面白さを実感することで、サービスごとの特性や求められるアプローチの違いにも気付くことができました。
こうした経験を通じて、視野や選択肢を大きく広げることができたと感じています。
これらの学びは、就活だけでなく、将来キャリアを見つめ直す際にも役立つと思います。
何より、複数のドメインに関わることは非常に新鮮で楽しく、多くの学びを得る貴重な経験でした☺️
👥 多くのエンジニアとの出会い
就活ではよく「3年後や10年後にどうなっていたいか」と問われますが、学生のうちはなかなか具体的に想像しにくいですよね...
インターンでは、チームメンバーと一緒に働いたり、メンバーの働き方を間近で見ることができます。
また、1on1やランチなどの会社の制度を通じて、多くのエンジニアや社員さんと話す機会があります。自分から面談をお願いしても、快く応じてくれる方ばかりでした🙆
こうした対話の中で、社員さんのキャリアや考え方、過去の意思決定の背景を聞き、その多様さに驚かされました。
普段の技術力の高さやチームでの活躍が、こういった背景や考え方からきているのだと具体的に理解し、見習うべき点や刺激を頂くことができました。
多くのエンジニアとの出会いは、自分のキャリアへの考え方を柔軟にし、選択肢を広げる大きなきっかけになると思います。
また、将来自分がどのようなエンジニアになりたいのか、どのように貢献していきたいのかをより具体的に考えることができました。
📝 まとめ
ここまで、複数の就業型インターンを経て学べたことについてご紹介しました。
よくエンジニアの方に「学生時代にやっておくべきことは?」と聞くと、「たくさん遊ぶこと」と答えていただくことが多いです。
人生の中で学生時代はあっという間で、社会人生活は非常に長いです。
だからこそ、学生時代には好奇心を追求し、多くの経験を積み、時には失敗を恐れず、遊んだり楽しむことも大切だと思います。
私もこの意見には非常に共感しますし、正解は人それぞれだと思います。
ただ、より成長を追い求める人やエンジニアリングを楽しいと感じている人は、
就活のためだけでなく、自分の可能性を広げるために、学生の特権を活かして複数の就業型インターンに挑戦してみるのも良い選択だと思います🌱
最後までお読みいただきありがとうございました!
この体験談が、一つの選択肢として参考になれば幸いです☺️