はじめに
既にQiitaにありふれた内容だとは思いますが、未経験でIT業界に入社した私が「もっとこうしておけばよかった」とか「もっと早く気づけば良かった」ということを最低限まとめてみました。
対象読者
- IT業界にプログラミングの経験がない状態で入る未経験新人エンジニアの方
- そういったエンジニアを教育するメンターの方
新人エンジニアが意識すると良さそうなこと
プライベートの時間に勉強しよう
IT業界になんとなく入った人はプログラミングが好きじゃない人もいるかと思います。
ですが、プライベートの時間を使ってまったく勉強しないとなると技術力はなかなか上がりません。
同年代の学生時代からプログラミングをしている方は、プライベートの時間も当たり前にプログラムを書いています。
エンジニアになると決めたなら、そういった人たちと競っていかなければいけません。
しっかりプライベートの時間も使って勉強していきましょう。
エンジニアとしてやっていくと決めたならそういった 覚悟 を持ちましょう。
ソースコードを読む努力をしよう
改修系のタスクを行うと既存のソースコードを読んで理解しなければならないのですが、最初はなにが書いてあるか理解できないと思います。
そういった時に先輩にすぐ質問するのではなく1度自分で読む努力をしましょう。
1行ずつ理解していきましょう。
最初は時間がかかると思いますが、徐々に早くなっていきます。大丈夫です。
コピペはいいけどしっかり理解しよう
定番機能の実装とかだとネットにソースコードがある場合があります。
今だとchatGPTに質問をすればソースコードを教えてくれます。
その時に理解できていないのにも関わらず、コピペをして動いたから良しとするとするのはやめましょう。
しっかり理解してから使いましょう。
作業が止まったら先輩に相談しよう
作業が止まったら先輩に相談しましょう。
わからない → 調べる → 少し理解する → やっぱわからない
というフローで手が進んでいるときは正しい思考のプロセスだと思うので続けてください。
しかし、なにを調べればよいかわからない。自分がなにをしたいのかわからなくなった。という状況になったらすぐ先輩に相談しましょう。
自走できるようになろう
先ほど先輩に相談しようと書きましたが、なるべく早く自分で考えて実装までできるようなエンジニアになれるよう意識しましょう。
先輩の時間を使うということは、先輩のアウトプットを少なからず落とすことになります。(先輩はそれも業務なのですが)
なるべく早く自走できるエンジニアになれるように意識しましょう。
自走できるエンジニアになると、信頼されてどんどん難しいタスクを振ってくれるようになると思います。
わからないことがたくさんあってもあまり落ち込むのはやめよう
わからないことがあるのは当たり前です。20年以上この業界にいる人もわからないことがあるのが当たり前と言っています。
なので自分が無能だと思って落ち込むのはやめましょう。
わからないことは調べてしっかり学んで成長していきましょう。
おわりに
今年も新人のメンターをするので、後輩を最強のエンジニアにして私の仕事も全部やってもらおうと思います!
【番外編】教える側が意識したほうがよいこと(自戒)
自分の時間を使いすぎず、自走できるように教育しよう
自分の時間を教育に使い過ぎて自分の仕事が疎かになるのは本末転倒です。
最初にティーチングが多くなるのは仕方がないと思いますが、ずっと続けるとなると自分の業務時間を大きく割くことになってしまいます。
なるべく早い段階からコーチングをして自走してもらえるようになりましょう。
ペアプロとかも効果的ではあると思うんですが、やっぱり時間がかかりますよね。
ヒントを与えたらある程度は自分で考えてもらうようにしましょう。
優しく伝えるだけでなく時にはしっかり伝えよう
後輩に嫌われるのはきついですよね。
だからって後輩に気を遣って優しくするだけでは、後輩が成長しません。
ある程度緊張感はもって仕事をしてもらうようにしましょう。
強く伝えるのは伝えるほうも自分にストレスがかかると思いますが、そこは後輩のためです。頑張ってください。
自分より優秀になっても妬むのはやめよう
すごく優秀な後輩っていますよね。
最初はプログラムがわからない場合も、すごいスピードで成長する後輩。
どんどん自分に迫ってきて抜かれるのではないかと不安になることありますよね。
でもそんな時に後輩の成長を邪魔するようなことをするのはやめましょう。
ダサすぎます。
自分の教え方が上手かったと思うようにしてプライドを保ちましょう。
でも実際はそんなことはなく自分の努力が足りてないだけなのでもっと努力しましょう。