はじめに
エンジニアになって数年が経つのですが、新しい現場やチームに配属されるとなると未だにわくわくよりも不安の方が勝ります。
(まだ数年、と言うのが正しいかもしれない)
「雰囲気はどんな感じだろう。。」
「うまくコミュニケーション取れるかな。。」
業務内容ももちろん大事ですが、なによりも周りの方々と円滑に業務を遂行できるかの方に私は重きを置いています。
この点は配属されてからでないとわからないため、新しい環境に飛び込むことが多いエンジニアになって認識した必要なスキルについて、私なりの見解を述べようと思います。
私が考える必要なスキル
1. 適応能力
現場やチームはそれぞれ色があります。
コミュニケーションが活発、最低限のコミュニケーションのみで黙々と作業をこなすなどなど。。配属先ごとにやり方論があるので、まずは知ることから始めその環境にあったやり方でやってみることが馴染む一歩になると感じました。
※あきらかにおかしいやり方論であった場合はもちろん除きます。
私はある現場にてチーム異動をさせられることが多く各所から合わないとクレームがあったのかなと勝手に悲しんでいたのですが、当時チーム編成を考えていた方に後日談として「あなたはどのチームに入れてもうまくやってくれるから足りないところに入れてたんだ~」と軽く言われました。
(不安になりながら、毎回時間をかけて人間観察からやってたのに!)
しかし追加で「なんならあなたをチームから外さないでくれって各リーダーから言われてたよ」というお言葉をいただけたからこそ、私の地道な行動は実ってたかもしれないと思うようになれました。
2. 再現力
SESとなるとチームだけでなく現場異動も多いかと思いますが、自身の経験則がぶち壊されることも多々あります。
今まではこのやり方でやってこれたけどだめなのか。。と何回もなったことがあり私が未だに苦戦するところで、経験不足だと実感しています。
(自分はできるやつ!と天狗にならないだけましかもしれません)
他で積み重ねてきた実績が新しい環境で再現できるかは、かなり重要だなと思っています。
3. 愛嬌
同じ所属会社から複数人で配属されることは当たり前ではなく、ひとりでやっていかなければならないときに特に重要な要素だと感じます。
私は周りがすでに所属会社で固まっている中にひとり参画することが多く、懐に入るチャンスをずっと伺っていました。
関係性が築けると協力し合う仲になれ、困ったときに手を差し伸べてくれるようになるので、周りと信頼関係をつくっておくのは良いことしかないです。
ちなみに舐められないように私が心掛けていることは、"Giverばかりでなく、たまにはTakerにもなる"です。
4. 主体性
特に配属直後だと右も左もわからない状態だと思いますが、教えてもらえるものだと思わず自分から情報を得ようとする姿勢も大切です。
「指示されていないので指示をもらえるまで待ってました。」
「時間があいたので自分で情報を探してやってみました。」
重大な責任が伴うものであれば前者が正しいときもありますが、ほとんどの場合は後者の方が周りにとって助かるかと思います。
教えることに注力できるほど暇な方はほとんどいらっしゃらないので、手が空いたときにどのように動くことができるかで信頼度も変わってきます。
これは教える立場、教わる立場両方経験してきたからこそかなり実感しています。
5. なんでもやってみる精神
年齢を重ねるごとに経験外のことに踏み込むのは勇気のいることですが、チャンスが巡ってきたときに思い切ってやってみる気持ちも大切だと最近感じ始めています。
(これはスキルというよりマインドですね。)
私は最近実務経験がないことを任されやっていけるか不安に思っていたのですが、日々勉強なのはエンジニアの特性であり経験・未経験関係ないので、なんとかなることもあると肌で感じます。
とはいっても、周りにご迷惑かけるんじゃないかとやっぱり不安になりますよね。
私も鋼の気持ちを持ちます。
最後に
今回は、私が思うエンジニアが必要なスキルについてお話いたしました。
環境がころころ変わる経験をしてきたからこその視点も多少あるかと思うので、少しでも参考になったら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました