はじめに
業務で"MySQL Workbench"を使用しているのですが、使い慣れてからも重宝している機能を厳選して紹介しようと思います。
他にも便利な機能あるよ～という方は、是非コメントにて教えてください
便利機能6選
1. テーブルのクリエイト
【用途例】
- 定義が同じテーブルを作成したいとき
- 既存テーブルをバックアップとして置いておき、新たにデータ投入をしたいとき
①対象テーブルにカーソルを充て、中央のマークをクリック
②テーブル名を任意のものに変更
③"Apply"を押下
④"Apply"を押下
⑤"Finish"を押下
⑥名称変更したテーブルを右クリック
⑦"Copy to Clipboard"を選択
⑧"Create Statement"を押下
⑨コピーしたテーブル定義のSQL文を貼り付け
⑩テーブル名を新たに作成したい名称に変更
⑪SQLを流す
以下のように、空データのテーブルが作成できます。
2. 実行結果のカラム名全コピー
【用途例】
- テーブル定義書を作成したいとき
①どれかのカラム名を右クリック
②"Copy All Field Names"を押下
③コピーしたカラム名を貼り付け
④貼り付けた際に出てくる"(Ctrl)"を押下
⑤"テキスト ファイル ウィザードを使用"を押下
⑥"次へ"を押下
⑦"コンマ"にチェック
⑧"完了"を押下
以下のように、セル区切りのカラム名が作成できます。
3. レコードの全コピー
【用途例】
- データを全体的に眺めたいとき
- ExcelでINSERT文を作成したいとき
1行目の左列を選択し、Shiftキーを押しながら最終行の左列を押下
※必要に応じて、Ctrlキーで得たい行のみ選択してください。
ExcelのA2セルに貼り付けると、以下のようになります。
4. 実行結果のCSV出力
【用途例】
- データの比較をしたいとき
"Export"の右隣のマークを押下し、任意の名前で保存
保存したCSVをそのまま開くと、文字化けしている可能性があります。
その際は、サクラエディタなどのメモ帳で開くと解消されます。
5. 実行結果のクリア
【用途例】
- 過去の実行結果をなくし、今回の実行結果のみの挙動を確認したいとき
Output欄を右クリックし、"Clear"を押下
6. Dump出力
【用途例】
- 他の人に連携して同じテーブルを作成したいとき
①"Server"タブを選択
②"Data Export"を押下
③出力したいスキーマを選択
④出力したいテーブルを選択
⑤Dumpを出力したいフォルダを指定
⑥"Start Export"を押下
"has finished"となっていたら出力成功です。
インポートする環境に同じテーブルがある場合は一旦削除し、新たに作成するDumpファイルが出力されます。
= どのような環境でも適用できます。
最後に
今回は、MySQL Workbenchの便利機能をご紹介させていただきました。
MySQL Workbenchは無料で使用できるので、データベースに興味がある方は是非使ってみてください！
最後までお読みいただき、ありがとうございました