はじめに
Excelで検証データを作成する際に、このような条件のときありませんか?
「すべて同じ整数値は検証にならないからだめ」
「だけど現実的な整数値にしなければならない」
んんんしんどい!!!
どうにか手間を省いて、データ生成したいものです。
今回は、ランダムな整数値を生成するExcel関数をご紹介します。
私はSQLのINSERT文を大量に作成するのにExcelとメモ帳を活用しており、こちらの記事にてご紹介していますので、よかったら併せてご覧ください
使用するExcel関数
"RAND関数"と"ROUND関数"を使用すると実現できます。
=ROUND(RAND()*3,0)
こちらは0~3までの整数をランダムに作る構文です。
関数ごとに分解すると、以下の意味合いになります。
▼ 0~任意の値までの小数含む乱数を生成
=RAND()*値
▼ 整数値に丸める
※桁数を"0"にすると小数点以下第一位が四捨五入される
=ROUND(値,桁数)
■ 社員の有給休暇取得数をランダムに作成
以下例は、社員の有給休暇取得数を0~3までの整数をランダムに割り当てています。
関数をそのまま各レコードにコピペするだけいいので、とても簡単です。
整数値でなく小数点第〇位の数値を生成したい場合でも、ROUND関数の桁数を任意の値にすると可能になります。
膨大な数となると、手打ちでぽちぽちするのはかなり非現実的な作業なんですよね。
実際のデータ(生データ)を検証時に使用できたら楽なのですが、なかなか手に入りません。
別のカラムを変更したりすると、自動的にRAND関数のカラムの値も変化してしまいます。
値を確定したい場合は、コピー+値貼り付けで保存しておくことをおすすめします。
最後に
今回は、適当な整数値を生成するExcel関数をご紹介いたしました。
地道な作業を効率化できると他の作業に時間が割けるので、このような関数は本当にありがたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました