はじめに
Slackを導入している会社は多いかと思います。
botを開発したりインテグレーション機能を追加したりと、手の込んださまざまな機能を使用している投稿を多く見かけ、すごいなあと感心しています
上記は中級・上級者向けですので、本記事では初級(・中級)者向けに覚えておくと便利な機能をご紹介します。
便利機能10選
1. ブックマーク
後で見返したいメッセージを自分専用にまとめておくことができます。
サイドバーにある"後で"を押下することで、ブックマークした一覧を表示できます。
以前は無料プランでもブックマークしたメッセージは特定期間を過ぎても表示できたのですが、どこかのタイミングで表示できなくなりました。
2. ピン留め
後で見返したいメッセージをチャンネル内にまとめておくことができます。
ブックマークとの違いは、チャンネルメンバー全員がピン留めメッセージ一覧を閲覧できます。
チャンネル上部にある"ピン留めアイテム"を押下することで、ピン留めした一覧を表示できます。
他の方がピン留めしたメッセージも解除できてしまうので、安易に操作しない方がいいかもしれません。
3. 通知のカスタマイズ
デバイスごとやチャンネルごとに、通知の設定をカスタマイズすることができます。
PCの場合は左下アイコン > "環境設定" > "通知"、モバイル端末の場合は右上アイコン > "通知"から、現在の通知設定を確認します。
※キャプチャはPCの画面
私は画面共有中に通知がくるのは避けたいので、PCは通知オフにしています。
チャンネルごとに通知設定を変更するには、該当チャンネルの上部にあるチャンネル名から行います。
4. 時間指定送信
リアルタイムではなく後日にメッセージ投稿したい場合、送信日時の予約ができます。
PCの場合は送信ボタン横"V"、モバイル端末の場合は送信ボタン長押しで設定します。
※キャプチャはPCの画面
スレッド返信は、現在サポート対象外のようです。
5. リマインド送信
受け取ったメッセージを、再度通知として受け取りたいときに設定できます。
ブックマークやピン留めだと忘れてしまう方におすすめです。
6. 既読→未読
受け取ったメッセージを、未読時のようにバッジをつけたままにしたいときに設定できます。
リマインド送信と同じく、ブックマークやピン留めだと忘れてしまう方におすすめです。
7. 全員向けメンション
メッセージを見てほしい相手を全員向けにする際、通知の有無をメンションによって使い分けができます。
業後の時間にメンションするときは、@here
が適切かもしれませんね。
メンション | 通知される相手 |
---|---|
@channel |
チャンネルのメンバー全員 |
@here |
チャンネルのオンラインメンバー |
8. チャンネルのグループ分け
参加しているチャンネルをグループ分けし、サイドバーを整理することができます。
チャンネル横"V" > "作成" > "セクションを作成する"から設定します。
▼ 設定例
名前だけでなく、絵文字もつけられます。
セクションを作成したら、各チャンネル名をドラッグ&ドロップで移動させ配置できます。
モバイル端末からの設定はできないようです。
また、有料プランのみの機能です。
9. 状況周知
自分の状況を、他の人に知らせることができます。
指定した時間が経過すると、自動的に削除されるよう設定することも可能です。
PCの場合は左下アイコン > "ステータスを更新する"、モバイル端末の場合は右上アイコン > "ステータスを更新する"から、設定します。
※キャプチャはPCの画面
▼ 設定例
自分の名前の横に設定したアイコンが表示され、カーソルを充てると設定したステータスが表示されます。
10. メッセージ検索
チャンネルやDMで受信あるいは送信したメッセージを探せます。
※日付は、"today"(今日)や"Monday"(月曜日)などを指定することも可能
コマンド | 詳細 |
---|---|
in:#チャンネル名 | チャンネル内のメッセージ |
from:@表示名 | 特定の相手からのメッセージ |
from:me | 自分からのメッセージ |
to:@表示名 | 特定の相手宛てのメッセージ |
to:me | 自分宛てのメッセージ |
with:@表示名 | 特定の相手のメンションが含まれる投稿のスレッドやDMのメッセージ |
before:日付 | 指定した日付以前のメッセージ |
after:日付 | 指定した日付以降のメッセージ |
on:日付 during:期間 |
指定した日付や期間のメッセージ |
メッセージだけでなく、ファイルなども検索可能です。
最後に
今回は、Slackの今から使える便利機能をご紹介いたしました。
コミュニティによってルールやマナーがあるかと思うので、適切な使い方ができるといいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました