はじめに
Qiitaを利用してアウトプットする際、「書くことがない。。」となる方多いかと思います。
あくまで"自分の考えや経験したことを記事にする"という手段なので、無理やりにでも書いたらいいというものでもないと、私は考えています。
しかし、「書きたいけど、書くことがない。。」は別だと思っています。
アウトプットに対して、意欲的になっている証拠です。
非常にもったいない状態なので、是非そこから脱出してほしいです。
記事を書く気持ちはあるけどネタがないという方向けに、私なりのネタ収集の視点を述べようと思います。
(と言いつつ、意欲的になれない方にもヒントにはなるかと思いますので、是非一度目を通していただきたい内容になっています。もちろん無理強いはしません。)
少しでも参考になったら幸いです
あくまで私の視点・やり方論なので、是非ご自身に合いそうな方法をいろいろ模索してみてください!
記事のネタは日常に転がっている
ネタ収集と申し上げた通り、私の視点としては"探している"というより、"日常の至る所に転がっているのを、拾っている"という表現がしっくりきます。
ネタ収集に困っている方は、"ネタが転がっているけど、それを見逃している"状態が「書きたいけど、書くことがない。。」に繋がっていると客観的に見ています。
この状態のときは、慣れるまでまずは探す思考を持つといいかなと思います。
※常にアンテナを張り過ぎると疲れると思うので、最初は程々に。。
ネタを検討するにあたって、以下をご自身に問いかけてみてください。
- 「自分の興味があることはなんだろう?」
自分の興味があることって、とことん追求したくなって調べてたらついつい時間を溶かしちゃいますよね。
こういうきっかけって、とても素敵だと思いますし記事にできたら最高です。
▼ 例
- Pythonに興味あるから、『基本的なライブラリ集』の記事書いてみよう
- SQLに興味あるから、『シチュエーション別の関数事例』の記事書いてみよう
慣れてきたら、瞬時にこうなるはずです。
「なにこれ調べてみよ~あ、ネタにしよ!」
- 「悩んでたけど解決したことあるかな?」
「このコマンドなんだっけ?」などちょっとしたことも含め、業務で壁に当たらない方はいないはずです。
エンジニアは常にトライ&エラーの繰り返しなので、やってみて成功したことや失敗したことなど、いろいろあるかと思います。
▼ 例
- Pythonの環境構築でつまずいたから、『これを見ればスムーズにいくPythonの環境構築』の記事書いてみよう
- SQLのエラーで困ったから、『SQLエラーはもう怖くない!エラー集とその解決策』の記事書いてみよう
慣れてきたら、瞬時にこうなるはずです。
「これで悩んでたな~あ、ネタにしよ!」
- 「周りの方から教えてもらったことあるかな?」
自分で考えたり調べたわけではないけど、周りの方に提供してもらって自然とインプットされた情報、ありますよね。
教えてもらったことでも自分なりに咀嚼して、自分なりの言葉で記事にしたらそれもアウトプットです。
※参考文献など、情報元は明記しましょう!
▼ 例
- PythonってVisual Studio CodeとかAnacondaの他にGoogle Colaboratoryでも実行できるみたいから、まだ他にもあるか調べて『Python開発環境の違いとメリデメ』の記事書いてみよう
- SQLのDDL文を手打ちしなくてもデータベースから取得できる方法を教えてもらったから、『SQLのDDL文を楽に取得する方法』の記事書いてみよう
慣れてきたら、瞬時にこうなるはずです。
「これ知らなかったな~あ、ネタにしよ!」
- 「備忘録として残したいものあるかな?」
あまり使用しないから忘れては調べてを繰り返すもの、ありますよね。
為になる記事を公開することを目的とせず、自分のための記事を残しておくことも可能です。
▼ 例
- Pythonに触れる機会が少なくてコードの書き方すぐ忘れるから、『自分専用のPythonコード備忘録』の記事書いてみよう
- SQLのJOIN句が苦手で覚えられないから、『JOIN句をマスターしたい自分に向けて』の記事書いてみよう
慣れてきたら、瞬時にこうなるはずです。
「これすぐ忘れるんだよな~あ、ネタにしよ!」
- 「自分特有だからこそ周りに伝えたいことあるかな?」
世間一般には需要なさそうだけど自分の強みなもの、ありますよね。
特にマイナー寄りな現場業務をやっている方は、社内向けに記事を公開するのもいいですね。
▼ 例
- 社内でPython扱ってる人少ないから、『実務未経験でもできるPython開発』の記事書いてみよう
- 自分の周りでSQL苦手って言ってる人ちらほら聞くから、『SQLに対する苦手を克服するための指南書』の記事書いてみよう
慣れてきたら、瞬時にこうなるはずです。
「もしかして自分独特?あ、ネタにしよ!」
- 「失敗から得られたことあるかな?」
成功事例だけがネタではありません。
過去に失敗してしまったことを、あえて公開するのも面白いと思います。
失敗を学びに繋げられたらいいですね。
▼ 例
- Pythonで永遠にループする処理をつくってしまった経験があるから、『ループが一生止まらない事件が発生した』の記事書いてみよう
- SQLのDELETE文で誤って重要なデータを全削除してしまった経験があるから、『DELETE文は安易に使用すると危ない』の記事書いてみよう
慣れてきたら、瞬時にこうなるはずです。
「やらかした~あ、ネタにしよ!」
- 「勉強して得られたことあるかな?」
Qiitaはエンジニアの技術をインプット・アウトプットする場所ではありますが、実現する術だけでなく、資格など勉強法の知恵の宝庫でもあります。
「資格勉強着手前に、まずは先人の勉強法や参考書の下調べからする。」という方も多いので、需要あります。
▼ 例
- Pythonの資格試験に合格したから、『Python資格合格までの道のり』の記事書いてみよう
- SQLの勉強がてらOracle Silver SQLの参考書をヘビロテしたから、『Oracle Silver SQLの参考書を使ってSQLの勉強した結果』の記事書いてみよう
慣れてきたら、瞬時にこうなるはずです。
「苦労して資格取得までいけた~あ、ネタにしよ!」
- 「自分が心掛けていることあるかな?」
普段エンジニアとしてどういう思考・実践をしているかのビジネススキルも、かなり需要があります。
みなさんも優秀な方や同じ経験年数の方などのマインド、知りたくありませんか?
▼ 例
- 周りからメンタル強いってよく言われるから、『鋼のメンタルを鍛えた自分の生い立ち』の記事書いてみよう
- 記憶力には自信あるから、『ほぼ忘れることがない!記憶力を定着させる方法』の記事書いてみよう
慣れてきたら、瞬時にこうなるはずです。
「周りに褒められるから強みなんだな~あ、ネタにしよ!」
- 「これについて書きたい!と思えるものあるかな?」
今まで多忙が要因で調べるまでに至らなかったお蔵入りのもの、ありませんか?
または、自分の強みとして自信をもって提供できる情報、ありませんか?
特別それに対して興味が湧かなくても、記事を書いているうちにのめり込むこともあります。
▼ 例
- Pythonのmatplotlibがいまだに理解できてないから、『matplotlibを調べて自分なりに使ってみた』の記事書いてみよう
- 複雑なSQL処理を簡潔な文に修正するのは慣れてて得意だから、『SQL文をできるだけ簡潔にするコツ』の記事書いてみよう
他と異なりかなり慣れている方の思考ですが、常にこうなるはずです。
「これネタにしたい!情報収集してやってみよ~」
どうしてもネタが見つからないときは
そんなときは、身近な方や上司に案を求めるのもありだと思います。
「私○○の業務をやっているんですけど、書くことないと思ってて。。」
「私のスキルで何が書けると思いますか?」
頼るのはだめなことではないです。
考え抜いても結果が出なかった際は、書くことに対して意欲的になっているうちに周りに頼ってしまった方が、モチベーションも保てます。
1、2回投稿してしまえば要領がわかって、自然とネタを見つけられるようになると思います。
あとは、Qiitaには大変惹かれる記事がたくさんあるので、タイムラインやトレンド、タグ検索などで流し見するだけでもだいぶインプットになるかと思います。
これも、ネタ(情報)収集の一環になりやすいですね。
あとは投稿する勇気のみ!
ネタが見つかっても需要ないかもと怖気づいてしまうなら、一旦記事にしてみて盗作や批判的な記載がないなら投稿してみましょう!
とはいえ、投稿するのにとても勇気がいりますよね。
私も最初は投稿前に何度も記事内容を確認しましたが、盗作や批判的な表現がないなら大丈夫です。
誤った知見を記載してしまうのも良くはないですが、指摘してくださる優しい方もいらっしゃいます。
※誤った情報を公開しないためにも、事実確認はしっかり行いましょう!
また、自分なりの需要予測は外れることも意外とあります。
自分にとって役に立った小ネタが世間でも需要なこともあるので、秘めておくよりアウトプットしたほうが価値になります。
タイミングが悪くて記事を見られる機会が少ないということもざらにあるので、"いいね数が少ない ≠ 良記事じゃない"ですからご安心を!
それにQiitaは、"Give & Takeの平和な世界"だと思ってます
是非、皆さんもGiverになっていただけたら嬉しいです!
最後に
今回は、Qiitaのネタ収集のコツをご紹介いたしました。
超大作でなくてもいいですし、「ネタが思いついて実践」 ⇄ 「実践してネタが思いつく」どんなきっかけも結びつきます。
一緒にQiitaを楽しみましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました