LoginSignup
3
3

Python と OpenAI API を使う開発の前準備

Posted at

Python のインストールと、LangChain まわりのモジュールのインストールの手順です。2024/03 現在の情報です。

手順

  • Git のインストール
  • Anaconda のインストール
  • Pytorch のインストール
  • API Key の取得
  • 環境変数の設定

Git のインストール

すでにインストールされている場合はスキップします。

Windows の場合

下記からダウンロードしてインストールします。選択できるオプションはすべて default で問題ありません。

インストールされると「すべてのアプリ」の一覧に Git という項目が追加されます。

Windows ターミナルにプロファイルを追加することで、ターミナルでも Git Bash を使えるようになります。

image.png

Mac の場合

コマンドラインで下記を実行します。

$ brew install git 

Homebrew がインストールされていない場合は、下記のページを見てインストールします。

Anaconda のインストール

すでにインストールされている場合はスキップします。

下記からダウンロードしてインストールします。

Windows の場合

デフォルトのインストール状態では、Git Bash から Anaconda の仮想環境が使えません。Git Bash で下記のコマンドを実行して、Git Bash の起動時に conda コマンドを使えるようにします。

$ echo '. /c/users/kani/anaconda3/etc/profile.d/conda.sh' >> ~/.bashrc
$ echo 'conda activate base' >> ~/.bashrc

Mac の場合

Mac は Anaconda をインストールすると ~/.bash_profile に自動的に conda コマンドの初期化処理が追加されます。ターミナルを新たに開くと conda コマンドが使えるようになります。

python + pytorch のインストール

下記のページでハードウェアやOSなどの組み合わせを選ぶと、インストールのためのコマンドが表示されるので、そのコマンドを実行します。

よくわからない場合は、下記を見てください。

Windows (NVIDIA GPUあり) の場合

ターミナルを開いて、下記のコマンドを打ちます。

$ conda install pytorch torchvision torchaudio pytorch-cuda=12.1 -c pytorch -c nvidia

Windows (NVIDA GPUなし) の場合

ターミナルを開いて、下記のコマンドを打ちます。

$ conda install pytorch torchvision torchaudio cpuonly -c pytorch

MacOS の場合

ターミナルを開いて、下記のコマンドを打ちます。

$ conda install pytorch::pytorch torchvision torchaudio -c pytorch

動作テスト

$ conda activate pytorch
$python
>>> import torch
>>> print( torch.__version__)
1.13.0

pytorch のバージョンが表示されたらOKです。

APIKEY などの取得

OpenAI KEY の取得

OpenAI の API KEY を取得するには、OpenAI のアカウントの作成と、クレジットカードの登録が必要です。

取得したキーを ~/.env などに保存します。

.env
export OPENAI_API_KEY='xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx'

Google API Key の取得

下記のページに取得方法が書かれています。

.env
export GOOGLE_CSE_ID="xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
export GOOGLE_API_KEY="xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"

環境変数を使用する

下記のコマンドを実行してから、KEYを使用するプログラムを実行します。下記コマンドは、ターミナルを開いた後に一度だけ実行すればOKです。

$ source ~/.env
3
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
3