#Salomeとは
オープンソースの数値計算用プリポストGUIで、FEMソルバ「Code-Aster」を内蔵したものはSalome-Mecaと呼ばれている。オートメッシュ、ブロック分割による手切りに対応しており、頑張ればフルヘキサのメッシュも切れる。
#Salomeでのメッシュの準備
Salomeの使い方は省くがメッシュ作成時のポイントは以下の点で、これを守ればうまくいく。
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面の集合はパッチ面として出力される。
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ボリュームの集合はCellZoneになる。
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unv形式で出力する。
#メッシュの返還
unvファイルを次のユーティリティで変換する。変換時にはケースディレクトリの構成が必要。
$ ideasUnvToFoam <unvファイル>
boundaryファイルでは定義していた面集合が「type patch」として登録される。
#まとめ
6面体ベースのメッシュを作成する場合はSalomeは有用な一つの手段となる。面やセルゾーンも作れるので、オーバーセットメッシュやに層流領域のメッシュ作成に使える。