オープンCAEシンポジウムで見たDualSPHysicsの計算がかっこよかったので、インストールとExampleの実行までやってみた。環境はWindows10です。
ファイルのダウンロード
公式サイトは改ざんの疑いがあるとかGoogleさんが言うので、Githubからコード一式を持ってくる。
インストール
Githubから持ってきたときのフォルダ構成次のような感じ。
bin\windowsを見るとexeファイルがあるので、コンパイル等はいらないように見える。
Exampleの実行
GithubにあるDualSPHysicsはExampleがダムブレイクしかない。examples\main\01_DamBreakの中身を次に示す。
雰囲気で言うと、Command Promptのショートカットをクリックして、batを叩けばいいように見えた。とりあえずCommand Promptを起動して、負荷の軽そうな「wCaseDambreakVal2D_win64_CPU.bat」を実行した。
実行すると「CaseDambreakVal2D_out」というフォルダができ、中にデータが出力されていることが確認できる。
途中でノートン先生がexeファイルを停止したりしてひと悶着あったが、処理が終了したので、キーを押して終了した。
結果の確認
CaseDambreakVal2D_outフォルダを見ると、いくつかフォルダが作成されており、粒子のvtkファイルがありそうなparticlesフォルダから「PartFluid_~」の名前のファイルをすべて選択してParaViewで読み込む。
向きを変更し、動画を再生した。
まとめ
公式ページからダウンロードできるバージョンのDualSPHysicsはExampleの量が多いようなので、サンプルが欲しい場合は公式ページからダウンロードした方がよさそう。ただし、Google先生の言葉を信じるのであれば、自己責任で踏みに行く必要がある。