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【LINE WORKS】IFTTTを経由してカレンダーを連携してみる

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はじめに

LINE WORKSのカレンダー機能はAPIも提供されており、それを使うことでカレンダー上で何かの実行スケジュールを管理することも可能。

今回は、IFTTTを経由してカレンダーの予定と連携する仕組みを作った。

calendar_batch-概略図.drawio (1).png

ソースコード

利用した言語・フレームワーク等

構成図

calendar_batch-構成図.drawio.png

  • バックエンドはAWSのサーバーレスアーキテクチャで構成。
    • Lambda : 初期設定やカレンダー予定のポーリング、Webhookへの送信、Botへの通知。
    • DynamoDB : 設定値の管理。
  • 初期設定画面への動線は、Botのリッチメニューからアクセスするようにした。
  • Botとのトークは、サーバーからのメッセージ受信のみ。

連携の流れ

事前準備

Webhook連携のために、IFTTTであらかじめAppletを作っておく。
https://ifttt.com/create
image.png

「IF」には Webhooks の「Receive a web request」を指定する。
image.png

「THEN」には任意のアクションを設定する。「Event Name」には任意のイベント名を入力。
今回はWebhook.siteで確認したため、Webhooksの「Make a web request」を指定。

image.png

初期設定

ifttt_calendar_setting.gif

  1. まず、IFTTTのWebhook情報を設定する。
    1. ログイン
      • ユーザーIDの取得、カレンダーの作成、予定の定期取得のために、User Account認証を行いアクセストークンを取得・格納する。
    2. IFTTTの設定値入力・送信
      • IFTTT integration key : IFTTTアカウントごとに持っているKey。Webhooksページの「Documentation」から確認可能。
      • IFTTT Event ID : IFTTTのIFの設定で入力した「Event Name」
      • Description : メモ
  2. 設定すると、専用カレンダーが自動作成される。

連携実行

ifttt_calendar.gif

  1. 初期設定にて自動作成されたカレンダーに予定を追加する。
  2. サーバー側にて5分毎にカレンダーの予定一覧が取得され、開始時刻となった予定を検知すると、IFTTTのWebhookへイベントが送信される。
  3. Webhookイベントをトリガーに、あらかじめ設定したIFTTTのアクションが実行される。
    • 今回はWebhook.siteのエンドポイントへリクエストが飛ばされる。
  4. 同時に、トークへBotから実行通知が送られる。

利用したLINE WORKS API

まとめ

何かスケジュール実行したいものをLINE WORKSのカレンダーで管理する仕組みを作った。
今回は汎用性を高くするため、連携プラットフォームであるIFTTTを利用した。Webhookイベントを送るだけなので、カレンダーだけでなく他のサービスにも応用できそう。

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