namespeceの重複【::】

名前空間の重複

名前空間の重なりにより、undefind method newのエラーが出たのでその忘備録。

エラー箇所

routes.rb

Rails.application.routes.draw do
  namespace :api, format: 'json' do
    namespace :v1 do
      resources :articles, only: %i[index show]
      namespace :user do
        resources :articles, only: %i[index create update destroy]
      end
      post 'authentication', to: 'authentication#create'
      post 'registration', to: 'registration#create'
    end
  end
end

api/v1/registration_controller.rb

# 一部抜粋
def create
 @user = User.new(user_params)　#⬅️ここでエラー発生
 if @user.save
  json_string = UserSerializer.new(@user).serialized_json
  set_access_token!(@user)
  render json: json_string
 else
  render400(nil, @user.errors.full_messages)
 end
end

恐らくnamespaceのuserも加わり、railsがどこのuserを呼び出しているのか分からなくなり、newメソッドが呼び出せなくなったと思われる。

そこでこのUserに絶対位置を指定することによってこのエラーは解決された。

Userに絶対位置を指定

api/v1/registration_controller.rb

# 一部抜粋
def create
 @user = ::User.new(user_params)　#⬅️ここ
 if @user.save
  json_string = UserSerializer.new(@user).serialized_json
  set_access_token!(@user)
  render json: json_string
 else
  render400(nil, @user.errors.full_messages)
 end
end

絶対位置の指定は上記の通り、::(ダブルコロン)を先頭につけるだけで解決した。

::から始まる場合は一番上位の階層レベルを指すため、module内などで使う場合にモジュールの絶対的な位置を表現することができる。

この記事でわかりやすく解説している。

上記記事から抜粋
・ClassAは相対指定、::ClassAは絶対指定
・絶対指定は、トップレベルを指す
・::ClassAとObject::ClassAは同じ挙動になる

参考記事

Rubyでクラス名のはじめに::(コロンを2つ)をつけるとそのクラスの絶対的な位置表現をすることができる)
Ruby: クラス名の先頭につける :: (先頭二重コロン) は何？