株式会社ビデオリサーチがテレビ番組の視聴率を集計する際、視聴者を以下のように区分しています
男性 | 年齢 | 女性 |
---|---|---|
C 層 | 4~12才 | C 層 |
T 層 | 13~19才 | T 層 |
M1 層 | 20~34才 | F1 層 |
M2 層 | 35~49才 | F2 層 |
M3 層 | 50才以上 | F3 層 |
これは広告業界において主流の区分となっています。この記事では 18 歳の新入社員向けにそれぞれの概要を紹介します。
F1層
女性 20~34歳
20~34歳の女性は多くが独身のため自由に使えるお金を持っています。そのため強い購買意欲を持ち、積極的に自己投資し、トレンドに敏感な世代と言われています。
F2層
女性 35~49歳
家庭を持ち、妻、母といった責任のある立場を任せられることが多い年代です。大型家電や日用品などの家庭の消費はF2層と密接に関係しています。また、美容や健康ジャンルに興味を持ち、自己投資も惜しまない傾向にあります。
F3層
女性 50歳以上
子供が自立する年齢となるので、金銭的な余裕が生まれやすい世代です。値段よりも品質を気にかける傾向にあり、余暇や時間を楽しむためにお金を使います。
M1層
男性 20~34歳
若く社会人としてバリバリ働く世代です。自分の将来のために、ビジネスやスキルアップなどキャリアに関心が高く、F1層と同様に自己投資に余念がないです。
M2層
男性 35~49歳
家庭を持ち、大黒柱となる人が多い世代です。消費の決定権を持つ傾向が少なく消費活動は最も少ない年代です。食事やゴルフ、飲み会等の人付き合いにお金を掛ける傾向にあります。
M3層
男性 50歳以上
子供が自立することによって経済力が目立ちます。消費活動が活発ですが量よりも質を求める傾向にあります。健康にも気を使い始め、運動や食事に心を配ります。
T 層
男女 13~20歳
この年代は、SNSを活用してのコミュニケーションが密に行われています。情報が流れる速度は非常に早く、流行り廃りが重要視されます。実際、T層の口コミ力は大きく、流行を作り出すためには外せない世代です
コア層
商品購買意欲の高い13歳から49歳までの層を指します。
区分毎の人数
参考文献
- 視聴率基本の『キ』
https://www.videor.co.jp/digestplus/tv/2023/04/75947.html - 総務省統計局 > 男女別人口推計
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2022np/index.html