電気自動車の要素技術には機械工学や電気工学、化学といった様々な要素技術が含まれます。この記事では一般的な技術例として、「電気自動車ハンドブック」の章の題名を紹介します。個別の内容は機会がある時に紹介します。
第1章 総論
第2章 電気自動車の歴史と現状
2.1 電気自動車などの歴史
- 2.1.1 電気自動車などの歴史概要
- 2.1.2 電気自動車が歴史に登場した理由
2.2 電気自動車普及の狙い
- 2.2.1 自動車の保有台数
- 2.2.2 大気汚染の現状
- 2.2.3 自動車によるエネルギーの使用状況
- 2.2.4 自動車からのCO2排出量
- 2.2.5 排出ガス規制と燃費規制の動向
2.3 電気自動車普及の現状と開発の動向
- 2.3.1 電気自動車などの普及の現状
- 2.3.2 電気自動車開発の動向
- 2.3.3 ハイブリッド車開発の動向
- 2.3.4 燃料電池車開発の動向
- 2.3.5 日本における最近の電気自動車,ハイブリッド車
- 2.3.6 電気自動車などの位置づけと使われ方
2.4 普及施策
- 2.4.1 電気自動車など導入プロジェクト
- 2.4.2 普及策,税制優遇措置
- 2.4.3 主要な国家プロジェクト
- 2.4.4 充電インフラの整備
第3章 電気自動卓の種類と特徴
3.1 電気自動車の分類と特長
3.2 電気自動車(純電気自動車)
- 3.2.1 電気自動車の駆動系
- 3.2.2 電気自動車の性能試験方法
- 3.2.3 電気自動車の性能
3.3 ハイブリッド電気自動車
- 3.3.1 ハイブリッド電気自動車の種類と構造
- 3.3.2 ハイブリッド電気自動車の性能
- 3.3.3 ハイブリッド車の実例
3.4 燃料電池車
- 3.4.1 燃料電池車の種類と構造
- 3.4.2 燃料電池車の性能
- 3.4.3 水素供給インフラストラクチャー
第4章 電気自動車における電源デパイス
4.1 電気自動車用電源デバイスの分類・用途(比較)および要求性能
- 4.1.1 電気自動車の分類と電源デバイス
- 4.1.2 PEV用電源の要求性能
- 4.1.3 PEV用電源の種類
- 4.1.4 電気HEV用電源の要求性能
- 4.1.5 HEV用電源の種類
4.2 二次電池
- 4.2.1 鉛蓄電池
- 4.2.2 ニッケルーカドミウム蓄電池
- 4.2.3 ニッケルー水素蓄電池
- 4.2.4 リチウムイオン二次電池
- 4.2.5 リチウムーポリマー二次電池
- 4.2.6 その他
4.3 燃料電池
- 4.3.1 概要
- 4.3.2 燃料電池の構成
- 4.3.3 水素の車載貯蔵技術
4.4 電源用キャパシタ
- 4.4.1 キャパシタの概要
- 4.4.2 キャパシタの車用途への適用の可能性
- 4.4.3 実用化のための課題と可能性
第5章 構成要素技術
5.1 概論
5.2 電動機
- 5.2.1 電気自動車用モータの種類と特徴
- 5.2.2 直流電動機
- 5.2.3 交流誘導電動機
- 5.2.4 交流同期電動機
- 5.2.5 スイッチトリラクタンスモータ
- 5.2.6 その他の特殊な実施例
5.3 制御装置
- 5.3.1 電気自動車の駆動制御
- 5.3.2 直流モータ制御システム
- 5.3.3 交流モータの制御とインバータ
- 5.3.4 誘導モータの制御
- 5.3.5 同期モータの制御
- 5.3.6 SRモータの制御
5.4 充電器・充電制御
- 5.4.1 充電方式
- 5.4.2 充電制御
- 5.4.3 補機類用バッテリの充電装置
5.5 ブレーキ制御
- 5.5.1 回生ブレーキ
5.6 エアコン(空調システム)
- 5.6.1 電気自動車のエアコン
- 5.6.2 ハイブリッド車用エアコン
5.7 その他
- 5.7.1 タイヤ
- 5.7.2 デフロスタ
第6章 環境・エネルギーに関わる自動享技術の将来展望
6.1 自動車の環境・エネルギーに関わる現状
6.2 今後のガソリン車とディーゼル車
- 6.2.1 ガソリン車
- 6.2.2 ディーゼル車
- 6.2.3 3つの技術
6.3 低公害車と代替エネルギー車の開発
- 6.3.1 わが国の取組み
- 6.3.2 欧米の取組み
6.4 超低燃費車の開発
- 6.4.1 小型電気自動車とハイブリッド車
- 6.4.2 米国のPNGVプロジェクト
- 6.4.3 EUの3リッターカー
- 6.4.4 燃料電池自動車の開発
- 6.5 結語
付録
- 付表1 電気自動車などの歴史
- 付表2 1990年以降に開発された代表的なハイブリッド電気自動車
- 和文索引
- 欧文索引