こちらの記事ではタイトルの作成~ゲームループの作成を行います。
#タイトルの作成
そろそろチュートリアルも終盤戦です。
Game、Resultとシーンを作ってきたので折角ですしTitleシーンも作りましょう。
最終的にこんな画面を目指します!
ではでは、Sceneフォルダに新規シーンを作成し、名前を「Title」とします。
作成したシーンに移動したら、忘れないうちにBuildSettingからシーンの登録を行っておきましょう。
また、ゲームを起動したらTitleシーンが最初に表示されるようにしたいのでリストは以下のように並べ替えておきましょう。並び替えはドラッグ&ドロップで行えます。
タイトルシーンも背景は自由に作成してください。最低限背景画像と、タイトル名が表示されていればいいと思います。
筆者はシンプルですがこんな感じにしました。右下の男の子はいらすとやさんで新しい素材をお借りしています。
タイトルは目次に書いたものにしていますが、最早「そういえばこんなタイトルだったな」と思われていると思うのでもっとセンスのいいタイトルがあれば変更していただいてもかまいません。
Canvasの設定だけお忘れなく。GameとResultと同じ設定にしていただければ大丈夫です。
そんなこんなでタイトルの作成は完了です。
#ゲームループの作成
さて、以上でゲームに必要なシーンは出揃いましたので、最後にすべてのシーンを繋げてゲームループを完成させましょう。
まずTitleからGameシーンに遷移させます。
Gameシーンと違い、自動で遷移させるわけにも行かないのでStartと書かれたボタンをクリックしたらシーンが遷移するようにして行きましょう。
まずボタンを配置します。
Hierarchyで右クリック>UI>Buttonを選択してButtonを作成し、名前を「StartButton」としてください。
StartButtonの左の三角をクリックするとButtonに表示されているTextが出てくるので、Inspectorから「Start」と入力してください。
位置調整などをしてボタンの配置が出来たら、「SceneChangeButton」という名前でグラフをAddComponentし以下の変数を作成してください。
このsceneNum変数に次に遷移したいシーンの番号を入れます。
このグラフはResultからTitleに遷移する際にも使うため、後で値を変えられるように変数にしておきます。
変数が作成出来たら、グラフの中身は以下のようにしましょう。
OnButtonClickノーツはButtonがクリックされた際に呼び出されるノーツです。
グラフの中身が出来たら再生してみましょう。
スタートボタンを押すとGameシーンに遷移するようになっていると思います。
同じ要領でResultからTitleシーンに戻れるようにします。
Resultシーンに移動してButtonを作成し、Textを「Title」にしてください。
作成出来たら先ほどのSceneChangeButtonグラフをつけて、sceneNumの値を0にし再生してみましょう。
クリックするとResultからTitleに遷移出来るようになっていると思います。
ただ、今のままだと再生を止めずに繰り返しプレイした場合スコアが初期化されず前のプレイのものが残ったままになっているので、ScoreManagerに以下の初期化処理を加えてください。
初めてStartノーツ使いましたかね?
ともかくこれでゲームループの作成は完了です。
今回のチュートリアルはここまでです。お疲れさまでした!
次の記事でチュートリアルは終了です。
次回は音声の実装~exeの出力までをやっていきます。
【初心者向けチュートリアル】Boltを使用してUnityで簡単なゲームを作成する-12