Python初心者からレベルアップするためには、Pythonにおける各種データ構造について、さらに深く理解する必要がある。
今回はリスト型データのメソッドについて確認していきたい。
目次
1.リストに追加するメソッド
2.リストから削除するメソッド
3.その他のリストに関するメソッド
1.リストに追加するメソッド
リストにデータを追加する操作は主に3つある
appendメソッド:リストの末尾にアイテムを1つ追加する
numbers=[]
numbers.append(1)
print(numbers) # 出力 [1]
extendメソッド:リストの末尾に与えられたリストの全てのアイテムを追加する
numbers=[]
numbers.extend([1,2,3])
print(numbers) # 出力 [1,2,3]
insertメソッド:リストの指定された位置にアイテムを挿入する。第一引数はインデックス。
numbers=[1,3]
numbers.insert(1,2) # インデックス[1]へ2を挿入する(挿入は指定した要素の前に挿入される)
print(numbers) # 出力 [1,2,3]
2.リストから削除するメソッド
リストから削除するメソッドも主に3つある。
removeメソッド:リスト内の指定した最初の値を削除する。存在しなければエラーとなる。
numbers=[1,3]
try:
numbers.remove(2) # リスト内に 2 が存在すれば、削除される
print(numbers) # 出力 [1] or [3]
except ValueError:
print("指定した値が存在しません")
popメソッド:リスト内の指定した値を削除する。存在しなければエラーが発生する。
numbers=[1,2,3]
numbers.pop(1) # 引数(インデックス)を省略すると、一番最後のアイテムが削除される
print(numbers) # 出力 [1,3]
clearメソッド:リスト内の全てのアイテムを削除する。
numbers=[1,3]
numbers.clear()
print(numbers) # 出力 []
3.3.その他のリストに関するメソッド
その他もいくつかメソッドを紹介しておく。
indexメソッド:リスト内の指定した値のインデックスを返す。存在しなければエラー。
numbers=[1,2]
try:
print(numbers.index(2)) # 出力 1
except Valueerror:
print("指定した値が存在しません")
countメソッド:リスト内の引数の個数を返す
numbers=[1,1,2]
print(numbers.count(1)) # 出力 2
sortメソッド:リスト内のデータを順番にインプレースでソートする。
numbers=[2,1,3]
print("ソート前",numbers) # 出力 [2,1,3]
numbers.sort(key=None,reverse=False)
print("ソート後",numbers) # 出力 [1,2,3]
reverseメソッド:リスト内のデータを逆順にインプレースでソートする。
numbers=[2,1,3]
print("ソート前",numbers) # 出力 [2,1,3]
numbers.reverse()
print("ソート後",numbers) # 出力 [3,1,2]
copyメソッド:リストのコピーを返す。
numbers=[2,1,3]
print(numbers) # 出力 [2,1,3]
copy_numbers=numbers.copy()
print(copy_numbers) # 出力 [2,1,3]
他にも気付いたことがあれば追記予定。