開発日記を Logseq で書く
開発日記書いてますか?私がここ 2,3 か月使っているのがLogseqです。どういった使い方をしているか、紹介します。
開発日記を書く理由
一番は思考の整理です。開発中に思いついたこと、調べたこと、試したことを書き留めることで、あとで見返すことができます。また、他の人に教えるときにも役立ちます。
また、併せて言語化することで、自分の理解が深まり、言語化能力も向上します。
Logseq の使い方
Logseq は、Obsidian のようなリンク機能をもつノートアプリです。Markdown を箇条書き感覚で書くことができます。
また、2024年6月時点ではObsidianとは異なり、商用ライセンスは不要です。
開発日記の始め方
まず、日誌というところクリックすると以下のように今日の日付が表示されます。ここに開発日記を書いていきます。
この日誌機能では、その日の気づきややったことを書いていきます。また、/current time
と入力すると、現在時刻を挿入できます。
プロジェクトを作成する
リンク機能を活かして、業務で参加しているプロジェクトごとにページを作成します。そのページには、そのプロジェクトに関する情報を書いていきます。
作成には、[[
と]]
or #
で、リンクを作成できます。
ex)
[[プロジェクトA]]
#プロジェクトB
また、ページにはタグをつけることができます。以下のように、tags::
の下にタグを記述します。
tags:: tag1 tag2
日誌とプロジェクトをリンクさせる
日誌にプロジェクト関する情報を書いたら、その日誌をプロジェクトのページにリンクさせます。
日誌 → プロジェクトへのリンクは日誌のページに以下のように記述します。
#プロジェクトA
- 作業した内容
プロジェクト → 日誌へのリンクはプロジェクトのページに以下のように記述します。
- [[Jun 11th, 2024]]
ちなみに/today
と入力すると、今日の日付を挿入できます。
タスクの作成
プロジェクト管理ツールや Issue 管理で管理しないような、個人的なタスクを管理するようにしています。
タスクは作成したアイテムの先頭にTODO
, LATER
と記載することで、タスクとして認識されます。優先度も A~C で管理できます。
また、編集中に Enter キーを押すと、自動的にタスク化、タスク状態変更を行うことができます。
まとめ
今回は、Logseq を開発日誌と活かすための Tips を紹介しました。他にも、Logseq はさまざまな使い方ができるので、ぜひ試してみてください。