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Apache IgniteのUIを提供するApache Ignite Extensionsを使ってみる

Last updated at Posted at 2018-11-10

はじめに

Apache Igniteは、インメモリデータグリッドを実現するミドルウェアです。インメモリデータグリッドとは、大量のデータを複数のサーバ上のメモリで分散化する技術です。

今回使ってみたApache Ignite ExtensionsはIgniteと接続し、トポロジーやキャッシュの操作を行うUIを提供するソフトウェアです。

Apache Igniteの公式ページでも以下のように紹介されています。

image.png
https://ignite.apache.org/addons.html#web-console

Apache Ignite ExtensionsのREADMEを参考にインストールしてみます。

前提条件

  • CentOS 7.5を使用します。
  • Apache Igniteはインストール済みです。
  • gitがインストール済みです。

Apache Ignite Extensionsをインストールする

Node.jsのインストール

# curl -sL https://rpm.nodesource.com/setup_6.x | bash -
# yum install -y nodejs
# node -v
v6.14.4

リポジトリのコピーを取得

# git clone https://github.com/sumeet70/aiex.git

Apache Ignite Extensionsのインストールと起動

# npm install bower -g 
# cd aiex
# npm install
# bower install --allow-root
→ rootで実行していたので「--allow-root」が必要。お試し環境以外ではrootでインストールするのはやめましょう。
# export IGNITE_REST=localhost:8080 
# npm start

ブラウザで表示する。

以下のアドレスでApache Ignite ExtensionsのUIにアクセスできます。

http://[IPアドレス]:8081/

以下のようにノードの情報が表示できる。

image.png

image.png

image.png

キャッシュの操作もできる。

image.png

最後に

Apache Ignite Extensionsのインストールは簡単でした。
しかし、使ってみるとキャッシュの操作はあまり使いやすくはなく、トポロジーも頻繁に確認したいものではないので、あまり便利ではないかなという印象です。
また、ログのタブもあるのですが、現時点では未実装です。
よくよく見るとGitHubを見ると最近は更新もされていないようです。

プロダクション環境であれば、GridGain社の「GridGain Web Console」も選択肢になるかな。(使ったことありませんが)

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