はじめに
この記事では、daisyUI魅力を以下の項目で紹介していきます!
- daisyUIとは?
-
6つの魅力
- 軽量
- 拡張性
- 豊富なコンポーネント
- テーマ・カラーが利用可能
- TailwindCSSの記述の簡略化
- 高速な開発体験
- 最後に
daisyUIとは?
daisyUIとは、TailwindCSSをベースに作られたUIライブラリです。また、TailwindCSSにそのまま拡張して使用します。そのため、TailwindCSSを使用している環境で使用します。
環境構築
環境構築は、インストール1回と簡単な記述だけで完了します!
公式ドキュメンント参考はこちらへ
- インストール
npm i -D daisyui@latest
2.「tailwind.config.ts(もしくは.js))」ファイルに以下のコードを追記する
plugins: [
require('daisyui'),
],
使い方
使い方に関しては、公式ドキュメントの方がわかりやすいので、そちらを見ることをオススメします!
6つの魅力
1. 軽量
daisyUIは、TaiwindCSSに拡張する形で構築されています。そのため、追加のモジュールやライブラリのインストールが少ないという特徴があります。また、TailwindCSS自体もユーティリティ重視のCSSフレームワークであることから、より軽量に扱えます。
それから、daisyUIはHTML・CSSで動作しており、JavaScriptに依存しません。そのため、DOM操作によるレンダリングの負担を抑え、SEOやアクセシビリティを配慮できます。
2. 拡張性
daisyUIは、TailwindCSSと同じようにクラス属性に記述してコンポーネントを使用します。そのため、他のUIライブラリよりも固定のデザインに縛られにくく、幅や高さ、デザインの変更がしやすく拡張性が高いと言えます。
3. 豊富なコンポーネント
コンポーネントも豊富であり、実用性の高いものからユニークなものまで多く用意されています。ぜひ公式ドキュメントを覗いてみてください。
4.テーマ・カラーが利用可能
実は、daiyUIにはテーマやカラーも用意されており、カスタムテーマの作成も可能です。
i. カラーの種類
既存カラーは20種類あり、ユースケースに応じたそれぞれの色が用意されています。
ii. テーマの種類
既存テーマは32個あり、tailwind.config.js(ts) で以下のように記述すれば、アプリ全体にすぐ反映することができます。また、テーマを使うことによって、ダークモードの切り替え処理も簡単に実装できます。
module.exports = {
//...
daisyui: {
themes: [
//----- 好きなテーマを1つ記述 ---//
"light",
"dark",
"cupcake",
"bumblebee",
etc ...
],
},
}
iii. カスタムテーマ
また、オリジナルなテーマを作ることもでき、公式サイト内でプレビューを見ながら作成できます。
5. TailwindCSSの記述の簡略化
TailwindCSSには、クラス属性内への記述量が多くなってしまうデメリットがあり、これを嫌うエンジニアも少なくないと思います。そこで、daisyUIを使えば、これまでクラス属性の記述を簡略化し、コードの可用性を上げて、TailwindCSSの欠点を改善できます。
6. 高速な開発体験
ここが一番の魅力だと思っています。
環境構築の段階から、インストール一回と簡単なコード追記だけで済み、スピーディーな環境構築が可能です。
また、使い方も、TailwindCSSと一緒にクラス属性に記述するだけでコンポーネントを使用できるため、他のUIライブラリのように、コンポーネント毎にインポートやインストールをする必要がないため、開発効率が爆上がりします。
それから、公式ドキュメント内で、実際の形や色だけでなく、動作や操作性まで確認することができるため、コンポーネント選びが非常にしやすいです。
最後に
daisyUIの魅力は伝わりましたか??
もし、魅力が伝わったのであれば、是非、個人開発やハッカソンなどの小規模なアプリケーション開発をする際に使ってみてください!