Flutter Flavor使用時のブレークポイントの有効化

内容

Flavorを追加したら、VSCodeでデバッグ（ブレークポイント）できなくなってしまったので、設定の方法を残します。

前提条件

すでにFlavorを追加していること。

開発環境

PC : macOS Big Sur
エディター : Visual Studio Code

Flutter 2.5.1

コマンド

Flavorを追加したときは以下のようなコマンドを入力して、実行するようになります。

flutter run --flavor staging

flutter run --flavor production

※run --flavor hogehoge のhogehoge部分はそれぞれのプロジェクトによる

コマンドから実行すると、ブレークポイントが使用できない。

対応内容

launch.jsonを生成して、以下のような設定にする。

launch.json

{
  // Use IntelliSense to learn about possible attributes.
  // Hover to view descriptions of existing attributes.
  // For more information, visit: https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=830387
  "version": "0.2.0",
  "configurations": [
    {
      "name": "my-app production",
      "request": "launch",
      "type": "dart",
      "program": "lib/main.dart",
      "args": [
        "--flavor",
        "production",
      ]
    },
    {
      "name": "my-app staging",
      "request": "launch",
      "type": "dart",
      "program": "lib/main.dart",
      "flutterMode": "debug",
      "args": [
        "--flavor",
        "staging",
      ]
    },
  ]
}

launch.jsonのargsには　コマンドで入力していた、 run の後ろの引数を入力する。

flutterModeをdebugにすると、ブレークポイントが有効になる。

この状態で、F5でデバッグ実行が行えて、ブレークポイントも有効になる。

launch.jsonの生成方法は参考の2つ目の記事を参照してください。

参考