2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

情報処理安全確保支援士 平成28年度春 午後1 問3

Posted at

下記の問題集を参考させていただいでおります。
午後(I・II)に集中!情報処理安全確保支援士精選17問

#設問1
(1) a:Sサーバ
(2) b:試験用Webサーバ
図2よりSアプリ内に、SサーバのFQDNが組み込まれている。と説明があります。
SアプリでDNSサーバ(今回は省略されています)にSサーバのFQDNを問い合わせ、SサーバのIPアドレスを名前解決します。
試験環境での同様にSサーバのFQDNを名前解決する必要があります。しかし、そのまま利用すればSサーバのIPアドレスに名前解決されてしまうため、試験用DNSサーバのAレコードを試験用WebサーバのIPアドレスに変換する必要があります。

(3) 試験の実施よりも前の日時
「有効期間の終了」に何を設定するのか解答する問題です。
表2項番2は有効期間内でないことを検出するための試験です。
そのため、有効期間外では必ずサーバ証明書が利用できないようになっているか確認するため、試験開始日には有効期限が終わっている必要があります。
ここで時間と解答したら正解になるのかは微妙です。おそらく部分点かと思います。

(4) Sアプリがサーバ認証エラー画面を表示する
サーバ証明書に何かしら不備がある場合、サーバの認証は成功せず通信が行えません。(もしくは、警告の表示)
図2の4つ目を確認すると「Sサーバを認証できなかった場合はサーバ認証エラー画面を表示する」とあります。
これをほぼそのまま使えば解答できそうです。
また、Sサーバと通信できない(ネットワーク構成がおかしい、サーバが落ちている等々)わけではないため通信エラー画面は表示されません。

#設問2
(1) e:1,2,3,4
発行者の検証に不備があり商用認証局を利用していても、攻撃者が用意したプライベート認証局でも検証が行われない状況です。
そのため、発行者とコモンネームどちらか(もしくは両方)に不備があっても表3項番1~4全ての攻撃が成功してしまいます。

**  f:3**
発行者の検証に不備があるため、攻撃者が発行しても検知できません。
さらに、コモンネームにはSサーバのFQDNが登録されるため、攻撃が正しい動作として許可されるため攻撃が成功します。

**  g:1**
次は逆に発行者の検証に不備がない場合です。
これはスマホ対応の認証局の利用有無を検証できます。
しかし、コモンネーム検証に不備があるため、正しい認証局を利用していても攻撃者のFQDNが登録されてしまっていた場合攻撃が成功してしまいます。

(2) SSID,暗号化方式と事前共有鍵に、公衆無線LANで使用されているものを設定する。
無線LAN接続の方法を理解しておく必要があります。
スタバでもマックでもどこでも良いのですが、公衆無線LANを提供しているところでは大体SSIDとパスワードの張り紙が貼ってあり、それをスマホで入力すればそのお店のWi-Fiに接続できますよね。
中身を見ていくと設定されているのはSSID、暗号化方式(WEPやWPA、WPA2)と事前共有鍵(ネスぺではよくパスフレーズとも耳にしましたが、パスワードのこと)です。攻撃者はその設定をあたかもスタバの無線LANであるかのように偽装することで、利用ユーザを自身のネットワークに接続させます。

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?